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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2010年01月20日
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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:学校
ハイチで起こった地震のニュースはドイツでも連日大きく報道されている。賢浩の通う小学校でも寄付を募ることになった。今までも、中国の四川大地震とか、インド洋の津波とか、かなり大きな災害があったが、学校から自然災害からの復興のための募金の手紙をもらってきたのは今回が初めて。ハイチが世界有数の極貧国だからのようだ。

私も新聞を子供たちにみせて、ハイチがどこにあるか?ハイチの首都は?ハイチの公用語は?というようなことを子供たちに質問してみた。子供たちはハイチの公用語がフランス語(とハイチ語)であることに驚いていた。子供たちは、今までハイチという国名さえ耳にしたことがなかった思う。これを機に、世界のいろいろな国に関心を持って欲しい。
とにかく今は、1日も早い復興と、せめて今年はハリケーンが直撃しないように祈りたい。

先々週から、本当に寒い日が続いていた。雪もそれなりに降っていたので、先週、「この機会を利用して、来週の木曜日、Wintersportの日にします。」というお知らせを賢浩は持って帰ってきた。ソリすべりかスキーか山歩きの選択がある。スキーはバスで出かけるが、それでも8時半学校前のバス停集合、11時半にはバス停解散。この辺では、スキーはお手軽スポーツなのである。
しかし、先週末は少し雨が降り、昨日、今日と日中は0度を超える「暖かさ」。そのため、道路の脇や芝の上をのぞき、雪がほとんど解けてしまった。よって、Wintersportの日は中止になり、明日は通常授業になってしまった。もちろん賢浩はがっかりしていた。

今日もニコちゃんの幼稚園滞在時間は1時間。朝は、家を出る前から、「おうちに帰ろう!」と何度も繰り返していた。
「ここがおうちでしょ。ニコちゃんは幼稚園に行くんだよ。」といっても、「おうちに帰ろう!」としつこく繰り返す。
幼稚園まではゆっくり歩いても3分もかからないのに、家を出てすぐに、「だっこー」。
幼稚園でも、「おうちに帰ろう」ばっかり。
教室に連れて行ったら、泣き出した。それでも、1時間後に迎えにくる約束をして、そのまま帰ってきた。
お迎えに行ったら、ちょうどみんな着替えをしているところで、これから外遊びの時間だった。ニコちゃんは、ちょこんと先生の隣に座っていた。
今日のニコちゃんは、最初泣いていたのは5分だけで、あとは泣かなかったそうだ。
「今日はずいぶん慣れてきた感じでしたよ。」と言われ、ほっとした。
ニコちゃんに「みんなと外で遊ぶ?」と聞いたけど、「おうちに帰りたい。」と言ったので、連れて帰った。そのくせ、家に帰る途中、フェンス越しに園庭で遊んでいる子供たちを立ち止まってずーっと見ていた。

ニコちゃんは、幼稚園ですでに手袋を二つもなくしてしまった。
ひとつめは、毛糸の5本指の手袋。でも、それだと幼稚園児はひとりではめられないし、毛糸だと雪で遊ぶとすぐにぬれて用を足さないので、スキー用のミトンにするように言われた。それで少し大きめだが賢浩のお古を使うことにしたのだが、毛糸のもお古のも両方片方づつなくしてしまった。
まだまだ寒い日が続くし、「手袋をはめなかったら外で遊ばせないよ。」と手袋をはめるのを嫌がっている子供にむかって先生が注意しているのを耳にしたので、手袋がないと困る。それで、買いに行ったのだけど、もうこの時期、手袋なんてどの店でもあまり扱っていない。何軒も回ったのだけど、幼稚園から指定されたものは見当たらなかった。やっぱりこういうものはシーズン初めか、せめて中盤じゃないとねー。

家に帰ってきてから、ニコちゃんが、ニコニコしながら、「いーはーぶどーと」と言った。「?」という顔をしたら、「いーはーぶどーと」とまたうれしそうに言う。ここで、はた、と気づいた。「Ich habe Durst」(イッヒ ハーベ ドゥルスト)というドイツ語をニコちゃんに教えたことがある。
「お水、欲しいの?」と聞いたら、うなずいて、また「イーハーブドート」と言った。
幼稚園では、飲み物(お茶)は提供される。先日、ニコちゃんは、のどが渇いたので、私に水をくれ、と言ったが持っていなかったので、「先生に言ってごらん」と教えた。ニコちゃんは、先生に、「Water」といったのだけど、先生はわからなかった。それで、私が、「Water といったのです。のどが渇いたようです。」と説明したら、「あー、ニコは、英語が話せるのよね。」と納得してくれた。
家に帰ってから、「のどが渇いたときは、Ich habe Durst.って先生に言ってね。」と教えたのだ。でも、それは先週の話。きっと、今日、幼稚園で誰かが言ったのを耳にしたのだろう。ちょっとうれしかった。

恵子は、「ねえ、ハンガリーに行くなら、金曜日までに申し込み用紙を出さないといけないんだけど・・・。」と聞いてきた。ハンガリーの学校との10日間の交換留学の話。恵子の友達はフランス語選択者が多く、フランスに交換留学に行くので、ハンガリーに一緒に行く友達はいないようだ。それでも本人は行きたいらしい。ハンガリーに行く子は、ハンガリーの生徒がこちらに来たときに、ホームステイさせることになる。

「でもね、ハンガリーから来る子は学校でインテンシブでドイツ語を習っているから、”ドイツ人”のおうちに泊まりたいんじゃないかな? たとえば、もし、自分がイギリスやアメリカに留学して、英語のしゃべれない外国人の家にホームステイすることになったらどう思う? それと同じで、きっと、うちにホームステイする子は、がっかりするんじゃないかな?」
といったら、恵子は悲しそうな顔をしていた。かわいそうだとは思うけど、それが現実ではないかな?

恵子は、学校で、私が危惧していることを先生に聞いてみたそうだ。先生は、「君がカウンターパートナーになるのだから、君がドイツ語を話してあげれば、問題ないでしょ。ドイツ人家庭に泊まったって、ものすごいシュエービッシュ訛りの人も多いから、ハンガリーの生徒は会話できないかも知れないよ。その点、君は、ホッホドイチュだから、まったく問題はないはずだ。」と言ったそうだ。
そりゃあ、先生としたは、「君のママの心配はもっともだ。」とは同調しづらいよね。とにかく、お互い気持ちよく過ごせなくては意味がない。まだまだ決め兼ねている。





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最終更新日  2010年01月21日 00時28分33秒
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