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カテゴリ:学校
今日、州立ギムナジウムからメールが来た。
秋休みまでの簡単なスケジュール(家に帰る週末はいつかというようなこと)、持ち物リスト(たとえば、シーツや枕カバー、室内ばきなど)など、実に8枚もの手紙が添付されていた。その中には、「緊急時に、親の承諾なしに手術をすることへの同意書」があり、親と離れて暮らすというのは、こういうことも考えないといけないのだなーとしみじみ思った。 州立ギムナジウムでは、寮生は2週間に1度は週末を寮で過ごす。週末や放課後に、近所のスーパーに買い物に行くことを、学校に届け出をしなくても許可するか、いちいち学校に届け出ることを望むか? 公共交通機関に一人で乗ることを許可するか、3人以上だったら公共交通機関を使うことを許可するか? 学校に届け出れば、一人での外出を認めるか?など、すごく細かいことに、はい、いいえ、で答えて、親がサインする校外生活への同意書などもあった。 しかし、肝心の、入学手続き書類などは郵送されてくるそうで、まだ手元にはない。 転校手続きは、学校間で行われるようだが、それでも、お世話になった学校に挨拶はしたい。担任には恵子から口頭で伝えたが、秘書課には、正式に、手紙を受け取ってから挨拶に行こうと思っていた。しかし、学校もあと2日で夏休みになってしまう。タイミングがわからない。 恵子は、最後の日にクラスの一人ひとりに折り紙とマフィンを渡そうと計画して、週末は、ずーっと部屋にこもって、結構手の込んだ作品を折っていた。クラスには30人もいる。「男の子には、何を折っていいのか困るなー。ティラノザウルスにしようかな。」なんて言っていたけど、こんなに心をこめて折っても、もらって喜んでもらえるかは疑問だ。まあ、本人がやりたいならいいけど・・・・。 今日になって、クラスの別の女の子から、「私も学校を変わるから、一緒にケーキを焼こうよ。」と言われたようだ。それで、明日、うちにきてもらって、一緒にマフィンを焼くことになった。実は、ほんの1週間前も、今年で退職する先生のためにケーキを焼くということで、恵子のクラスメートがうちに来て、一緒にケーキを焼いていた。そのときは、午後の授業の後で、はじめたのが遅かったので、終わったのが夜の9時近く。それまで、ずーっと台所を占領されていて、私たちは夕飯お預け状態になっていた。うちでケーキを焼くのはいいのだけど、せめて6時には終了して欲しいものだ。 転校するというもう一人の女の子は、成績が芳しくないので、Realschuleに移るのだそうだ。 色々だなー。 州立ギムナジウムは、学費はかからないのだけど、寮費と諸経費がかかる。2週間に1度帰宅する交通費も、ちりも積もれば山となる。 それで、私たちは、「BAfoeG」(連邦奨学金)と呼ばれる奨学金を申し込もうと思っている。この奨学金は、30歳以下で、大学生や職業訓練校に通う人たちを主に対称にしているようだが、例外的にギムナジウムの生徒にも適用される。条件は、10年生以上で通学に2時間以上かかる、またはすでに結婚していて親とは別世帯になっている、などの理由で親元から通っていない生徒であること。この連邦奨学金は、留年などせず、期間内に所定の学業(研修)を終えれば、半額を返済すればいいらしい。しかし、ギムナジウム生に対する奨学金は所定の期間で卒業できれば、返済の義務がないらしい。申込用紙を取り寄せたのだが、記入事項が多すぎるし、質問の意味がわからなくて、記入できない。夫は2週間先まで帰ってこないし、私にはハードルが高すぎる。州立ギムナジウムの入学手続き書類もこんなに難解だったらどうしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月26日 05時49分38秒
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