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カテゴリ:学校
6月に、恵子はケンブリッジ英語検定の上級レベル(CAE)を受験した。その結果が、今日のイギリス時間10時にインターネット上で発表されると受験票に書いてあった。恵子が学校から帰ってきてから、一緒に検索してみたら、Aレベルで合格していた。
恵子も合格は想定内だったと思うが、Aで合格していたのが、すごくうれしかったようで、お昼ご飯のときは、終始ニコニコ上機嫌だった。 100ポイント中、80ポイント以上がA、75-79ポイントがB, 60-74ポイントがC、41-49が CAEのひとつ下のFCEレベル、40ポイント以下は不合格となっていた。 コースにも通わないで、よくがんばったなーと思う。 しかし、先日、コンスタンツ大学に話を聞きにいった時、廊下に貼ってあった「交換留学先一覧」には、ほとんどの大学が条件として、TOEFLの点数を要求していた。将来、アジアやアメリカの大学に留学したいのであれば、CAEだけでは、足りないのかもしれない。しかし、ドイツでは、TOEFLってあんまり聞かない。それとも、単に私が無知なだけなのか??? 州立ギムナジウムでは、英語と数学は、2クラスを能力別に3クラスに分けるときいているし、すべての学年が同じ時間帯に英語の授業をするので、簡単すぎる場合は、上級者のクラスに入れるとも聞いている。恵子にとっては、ベストの環境になると思う。 今日、ギムナジウムに行って転校する話をしたら、やはり、州立ギムナジウムから受け入れるという書面が必要になると言われた。今日現在、まだ、何の手続き書類も手元には届いていない。こういう宙ぶらりんの状態で話を先に進めなくてはいけないのは、とても心細い。 管轄区役所に奨学金のことで相談に伺いたいと電話した。州立ギムナジウムにも記入してもらわないといけないところがあるのだが、入学手続きもしていない段階で、奨学金申請の用紙を送るわけにもいかず、なんで、こんなぎりぎりなんだろうと少しいらだつ。 夫は来週の木曜日の夜にならないと戻ってこないので、来週の金曜日に一緒にそちらにうかがって、奨学金のことを聞きたいといったら、担当の女性は、「私は、その日が夏休み前の最後の日だから、たくさんすることがある。木曜日にできないか? どうしても金曜日でないと困るなら、朝の8時に来てください。ほかにもすることがあるんですから・・・」と迷惑そうに言われた。きっと3週間ぐらいの長期の休みに入るのだろう。金曜日は午前中だけだし、残業もしたくないのだろうけど、休みの前ぐらいサービス残業してもいいのでは?と思ってしまうのは、私が日本人だからだろう。 今日は、恵子にとって、最後のバイオリンレッスンの日。明日は、発表会。恵子のバイオリンの先生は、来年の1月のJugendmusiziertというコンクールに恵子をピアノの子と組んで参加させるつもりでいた。恵子もはりきっていた。その点については、本当に残念だと思う。 州立ギムナジウムでも、地元の音楽学校に申し込んで、バイオリンのレッスンを受けることができるそうだ。でも、寮は二人部屋だから、練習時間にも気をつけないといけないだろうから、その点では、やはり窮屈だと思う。 州立ギムナジウムのすばらしいところは、クラブ活動が充実していること。囲碁クラブもテコンドークラブもある。楽しい生活が待っているといいなー。 恵子には、クラスで一番下の成績ということもありうるのだから、悪い成績をとってもいちいち落ち込まないように、と口うるさく言ってしまう。前に担任に言われた恵子のメンタル面のもろさが気になるからだ。テストの点数が悪くても、少なくとも人前では泣いたり不機嫌にならないようにしろと注意している。下位の成績から、一発奮起して這いあがるぐらいのたくましさを身につけて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月26日 22時50分05秒
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