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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:学校
昨日から新学期が始まった。
我が家は、学校の近くに位置しているので、夏休み中はとても静かな環境で、人通りもそれほど多くない。しかし、学校が始まると、毎日、登下校の子供がたくさん通る。それと比例し、我が家の前の道に捨てられるタバコの吸殻が増えるのが腹が立つ。 賢浩は、目覚ましを3つもセットしているのに、朝起きれず、私がぎりぎりにたたき起こす日々。やはりまだ疲れが残っているのか、初日の昨日は、学校で吐いてしまったそうだ。かわいそうに・・・。恵子は大丈夫なのかと心配になる。 昨日は教科書を持って帰ってきた。6年生から新しく増える教科は、フランス語と歴史。フランス語は義姉に少し教えてもらい、少なくとも成績は「2」(gut)をとると約束してきたそうだ。賢浩はバイリンガルコースにいるので、6年生からは、地理の授業も英語になる。昨日は、早速導入で、英語でヨーロッパの国をなんと言うか、という問題をしたそうだ。日本では、ベラルーシと呼んでいるので、問題ないけど、ドイツでは、「Weiss Russland」(白ロシア)と言う。それで、先生が質問したとき、ほとんどの子が、「White Russia」とはりきって答えたらしい。それで、先生が、「賢浩はわかるか?」と聞いてくれたのだけど、わからなかったようだ。 昨日は、初日ということもあり、お知らせも何枚かもらってきた。通常、保護者宛の手紙は、プリントが学校で配られるわけだが、恵子が通っている学校(LGH)は、メールで送られてくる。今朝も、「保護者会のお知らせ」のメールが来ていた。去年のクラスの保護者の代表の方がクラスの保護者宛にメールしてくれたようだが、そのメールを読んで驚いたのは、今年、10年生の恵子たちのクラスに新しく入った子供は、たったの2名だけだったということ。2クラスあるので、隣のクラスにも何名か新しく入ったのだろうけど、それにしても、10年生はやはり狭き門だったのだなーと改めて思った。 恵子を見送った直後、ものすごく感傷的になったのだけど、それは夫も同じだったようで、「(やはり、14歳のとき、親元を離れて寮生活をすることになった)自分のことを思い出した。」というようなメールをみんなに送っていた。義姉から返信が来て、「あなたも私も恵子と同じ歳でイギリスのボーディングスクールに入ったが、それはカルチャーショックとの戦いでもあった。でも、恵子は、家の近くの学校に通うわけで、ただ寮生活になるというだけの話。しかも、2人部屋。私の時は、6人部屋で、プライバシーなんてまったくなかった。まるで囚人キャンプみたいだった。それに、いまどきの子供は、ハリーポッターの影響で、寮生活にあこがれている部分もあるから、心配することは何もない。」と一刀両断。 確かに、イギリスやアメリカに高校で留学する子もたくさんいるわけで、それに比べたら、本当にこの環境は恵まれているのだなーと思った。ドイツに住んでいて、良かった、とつくづく思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月13日 18時01分01秒
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