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カテゴリ:仕事
9月からフルタイムで働くことになった。
研修中週3日間勤務で思ったことは、フルタイムで働くほうが、体はきついが、精神的には良いということ。パートタイムだと自分がいない間に事務所でどんなことがあったのか話についていきづらい。9月からにこちゃんも環境が変わるので、私がほぼ家にいないという状況は怖いのだが、せっかくのチャンスを逃すのはもったいない。せっかく勉強した知識も使わなければあっという間に忘れてしまう。 9月から忙しくなるので、8月中に健康診断や歯科検診を受けようと思った。しかし歯医者は10月末、健康診断は12月以降でないと予約を入れられないと言われた。 また研修中は、ほとんど運動らしきことはせず、移動も車だったので、かなり体重が増えた。健康保険と提携しているジムであれば費用の90%を健康保険組合が負担してくれる制度があることに今頃気付いた。さっそく電話をして予約した。9月からのヨガやピラティスを組み合わせた体操のコース。週1回1時間、合計11回で110ユーロと言われた。自己負担は11ユーロ。つまり1回1ユーロというお得さ。1日働いて夜運動していてはますますにこちゃんの面倒が見られないのだが、私もそれなりの年だし、そろそろ自分のために時間を使っても罪悪感を持つ必要はないと思う。 健康保険にどんなサービスがあるのかなんて、今まで気にしたことがなかった。医者にかかるだけではなく、色々なサービスがあることに驚いた。運動しないし、カロリーの高いものばかり食べている割には、私はかなりの健康体。それでもやっぱり年だから、少しづつ健康管理に気をつけていこうと思う。 そういえば、昨日事務所で社長に「私たちは自由業なので賃金タリフは適用されません。一人ひとり額が違うので給与の話は他の人としないでください」と言われた。斡旋会社との面接で給与はいくらを希望するかと聞かれた。私は「自分がいくらの市場価値があるのかよくわかりません。一般的にはXXX~〇〇〇ユーロではないかと思います。」と答えた。その数字を社長は斡旋会社から聞いていたようで、下限のXXXユーロという数字が契約書に明記されていた。幅を持って答えると必ず一番低い額を適用されると聞いていたが、まさしくそうだった。 自分に自信があって、自分を安売りするつもりはない、という人もいるだろう。しかし私はやっぱり自信がないから高い額を言って敬遠されるよりも、安くても採用してもらったほうがいいと思った。それに私は職業訓練を終えたばかりの新卒。大学新卒よりも給与が低くても仕方ない。 社長の経歴はかなり異色。 大学に行かずに兵役(当時は徴兵制)のあと、無職でいたのだが、母親に懇願されて税理士事務所に雇ってほしいとお願いした。軍隊を経験しているということは根性があるのだろうと即研修生として雇ってもらえたそうだ。そこから社長のキャリアは始まった。10年以上税理士事務所で働いていれば税理士試験の受験資格がもらえる。社長は試験に合格し、晴れて税理士になった。恩人の社長から税理士事務所を引き継ぎ、今は社長として20人の事務員を雇うまでになった。 事務所には研修生が二人いるのだが、二人とも男性。税理士には男性が多いが、税理事務職員というのは殆どが女性。職業訓練校でも、男性はクラスに一人というのが普通。そこが社長のこだわりなのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年08月10日 05時07分44秒
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