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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:仕事
ドイツでもデュッセルドルフやミュンヘン、ベルリンなどは日本人がたくさんいて、私が住んでいる田舎よりも生活が楽なのではないかと推測している。
私の周辺には日本人が少ないので、引っ越してきたばかりの時は、どうにか日本人の知り合いがほしいと思っていた。そしてラッキーな事に、お知り合いになれた方が皆すばらしい人だった。若い方から目上の方まで、もれなくみなさん気持ちのいい方達だった。 先日、日頃お世話になっているドイツ人から「知り合いの友達の日本人女性が問題を抱えているから助けてあげて」とお願いされた。日本人と知り合いになれるのは嬉しかったし、荷が重かったが引き受けた。ところが彼女は驚くほど常識のない人だった。彼女からの頼みごとを遂行したあと、速攻で着信拒否にした。これ以上関わりたくないと思った。若いとはいえ30歳を過ぎているのにあまりにも幼稚で、とても人にものを頼む態度ではなかった。 友人に「着信拒否なんて大人気ないけど、我慢できなかった。もういい年なのにいつまでたっても人間ができていなくて我ながら情けない。」と愚痴ったら「年を取れば人間ができてくると思うのが間違い。年を取ればとるほど頑固になって心が狭くなるものよ。私なんて「最近の若者は!」ってしょっちゅう頭にきているわよ。」と言われた。別の友だちからは「日本にいたら絶対に知り合いになっていなかったような人とも海外の狭い日本社会ではお近づきになることがよくある。そういう人とは無理に付き合わなくてもいいんだよ。」と言われた。なるほどと思った。日本人同士助け合っていきましょうという気持ちはあるが、やっぱりウマのあわない人はいる。 明日は祝日で飛び石連休の谷間の今日は休みの企業も多い。ニコちゃんの学校も休み。でもうちの事務所は通常勤務。いつもより道路が空いていてよかった。 税申告にしても簿記にしても書類が足りないことがよくある。それで依頼者に連絡をして「こういう書類が足りません。持ってきて下さい。」と頼むのだが、よく聞いているとみんな«Ich bräuchte»と言っている。「bräuchte」 というのは「brauche」(必要だ)よりも丁寧な言い方なのかな?と思った。しかし辞書で調べてもでてこない。それでNさんに聞いたら、「あー、そのいい方はシュエービッシュ。この辺特有の言い方で正しいドイツ語ではないわ。」と言った。「ich benötige」というのが本当は正しいらしいが、「bräuchte」は事務所にいるとしょっちゅう聞く言葉。私もついつい使ってしまいそうになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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