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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2017年10月06日
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カテゴリ:仕事
日が短くなってきた。
朝はまだ暗いうちに家をでる事になる。私の車は(それともドイツの車が全部?)外気が4度以下になるとブザーが鳴る。10月に入ってブザーが鳴るようになった。

帰りはまだ明るい。紅葉を楽しみながらドライブしている。
事務所ではすでにヒーターをつけている。
私の真正面にNさんが座っていて、Nさんの後ろは大きな窓。
窓から真っ赤に色づいた葉っぱが見える。
鳥が間違って飛び込んでこないように大きな窓には鳥のステッカーが貼ってある。にも関わらず、私が来てからすでに2匹の鳥が窓に激突した。

Mさんが「鳥は知能指数が低いからね。その他のゴミ箱に捨てないと」と地面に横たわっている無残な鳥の姿を見ながら言った。

以前住んでいたアパートには大きな窓がついていた。ある日鳥が窓に激突した。バルコニーに横たわる死骸を見て私と子供は「どうしよう。どこに埋めようか?」とオロオロした。しかし夫が「えっと、これは生ゴミになるのかその他のごみになるのか、どっちだろう?」といったので、こんな発想する人間が世の中にいるのか?とすごく驚いた。しかしMさんのつぶやきを聞いて、もしかして夫のような発想は少数派ではないのかもしれないと思った。

事務所の近くでは駐車スペースを見つけるのが困難。スペースが無い時は、事務所の横にある時間制限付きの駐車場にとめざるを得ない。2時間おきに駐車場に戻って、駐車時計(?)を変更しないといけないので面倒くさい。私はすぐに忘れてしまうのだけど、Nさんは「駐車時計大丈夫?」といつも声をかけてくれる。「あそこに駐車スペースが空いたわよ。移動させたら?」と窓の外を指しながら教えてくれたりもする。昨日も今日も「結構いい場所に駐車できる場所が空いたわよ。あそこなら簡単に駐車できるはず」と教えてくれた。確かにかなりゆったりしたスペースだったが、もしかして誰か事務所から私が駐車するところを見ていたら恥ずかしいな、と思って、緊張してしまった。

実際にそういうことがあった。全然知らない人が、事務所の近くの道路に縦列駐車をしているところだった。みんな窓に集まって「何度切り返ししているんだ!」「うわー、後ろの車にぶつけそう」「ちゃんと入っているのに、何でまた切り返してんだろう?」「あーあ、1回降りて後ろを確認しているよ。」などみんなで好き勝手言い合っていた。まさに自分の縦列駐車の様子を見ているようだった。しかし私達も他人の観察をするほど暇ではないので、たまたまそういうことがあったという話し。でもドイツって、結構他人の事をよく見ているような気がする。

現在アウトバーンの出口が工事中らしく、迂回のために事務所の近くが大渋滞になっている。その話をしていて、Kさんが「本当にエッツェンだよ!」と何度も言った。私はエッツェンという単語を聞いたことがなくて、話の内容からして「それはコッツェン(吐く)と同じ意味ですか?」と聞いてみた。「Kotzt mich an!」と子どもたちが言っているのをしょっちゅう聞くので、Kotzenという単語は馴染みがある。しかしエッツンは、「ät­zend」という形容詞で「忌々しい」という意味の口語のようだ。Kさん(20代前半)は「ガイル!」とか、大人が使わないほうがいいような言葉をよく使うので、彼女のドイツ語を私が真似して使うのは危険かもしれない。

先日Fさんが「来週Cさんの誕生日だけど、プレゼントを渡すのにお金を徴収しているの。一人2.5ユーロ(300円強ぐらいかな?)だけど、強制ではないから。でも払わなければ自分の時はもらえないからね。例えばLさんは参加してないから、彼女はケーキをみんなに持ってくるけどプレゼントはもらえないのよ。」と言われた。すごい合理的なんだなと思った。各自のPCから全体の予定表を見ることができ、誰が休みとか早退とか遅刻とかがすぐわかる(自分で書き込むことになっている)。また誕生日も書き込んであるので、いつ誰の誕生日かみんなで情報を共有できるのが素晴らしいと思った。

来週誕生日を迎えるCさんは私とほぼ同年代の男性。Cさんは別の部屋で仕事をしているが、私のところに来て「もうここに来てから1ヶ月たったね。この事務所を気に入ってくれた?」と話しかけてくれた。私は「ええ、とっても」と答えると、「まだまだわからないこともたくさんあるでしょ?そういう時は遠慮なく聞いてね。1回でわかろうとするほうが無理なのだから、5回でも6回でも聞いてもらってかまわないよ。」と言ってくれた。
Cさんに限らず、この事務所の人は本当に優しい。

家事やニコちゃんの学校のことは全部夫に押し付けている。
今まで散々私がやってきたのだから、文句は言えないはず。
まだ始まって1ヶ月だが、大げさに言えばすでに放校の危機に瀕している。
そもそも宿題も書き写してこないので何が宿題なのか口頭での自己申告。テストがあること、テストがあったことなどは「申告」しないので知りようがない。
夫は相当危機感を抱いたようで、担任にメールで相談しているが、担任も忙しいようで、返事が来たのは1回だけ。本人にやる気がなければ、私達が尻を叩いても何の解決にもならない。

私は働いている時は全く家のことは忘れている。
母親としては失格かも知れないが、私としてはもう十二分に子供の面倒を見てきたと思うので、夫の番だと思っている。

賢浩からはあいかわらず連絡がない。義姉夫婦が面倒を見てくれているので、間違いようがないわけで、彼については何も心配してない。

そういう面では恵子の心配もしていない。
大学は相変わらず忙しいようだが、サークル活動も始める予定だそうだ。せっかく日本にいるのだからできる体験は何でもしておきたいと貪欲だ。わざわざ日本人学生用の講義にも出席している。講義の内容自体は難しくないのだが、専門用語と先生の板書の字に苦しまされている。「鞭毛の話をしていて、何のことだろうと思ってたら、flagellumの話だと気付いたよ。」「硫黄ってsulphurのことなんだね。」と言っていた。手書きの文字が読めないという苦労は私もドイツ語でしょっちゅう経験しているのでよくわかる。

今は土曜日曜に思いっきり休めることが嬉しい。以前は試験勉強をしなくちゃいけないという思いがいつもあって、心底休めることがなかった。週末はニコちゃんの面倒を見てやらなくてはという使命感はあるけど、プレッシャーは全くないので気が楽だ。





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最終更新日  2017年10月07日 13時32分28秒
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