|
テーマ:手話講座(15)
カテゴリ:思い出いろいろ
私たち健聴者は普段なにげなく身振りで相手に伝えているものがあります。 誰かに何かをお願いするときに両手を合わせて拝むようなしぐさをしたり、 長いものの数を伝えるのに指を立てたり、サヨナラをするのに手を振るなど。 全部ではありませんが、中には手話として使うものがあります。 この講座を受ける前の私は、 手話というものはそういうものとはまったくかけ離れたものであって 指文字でしか表現できないものと思っていました。 講師のおっしゃるには、昔は指文字で伝えることが多かったそうですが 近頃は指文字はほとんど使わず、身振りで伝えることが多くなったそうです。 そして、人それぞれで身振りが違っていても結果的に伝われば良いので 1つの言葉に対する手話の形はサマザマだそうです。 また私は、手話は世界共通かと思っていましたが、英語、日本語と違うし、 関東、西日本など地域が違うとまた手話も違ってくるそうです。 また、標準語や方言もあるということです。 手話講座第3回目のこの日のテーマは「名前を紹介しよう」でした。 物の名前の表現では 山・・・片手を山形に動かすなど形を、 本・・・胸の前で、掌どうしを合わせた両手を開いて表現します。 人の名の表現では面白いところで加藤さんや佐々木さんがあり、 加藤さんは「加藤清正の虎退治」から、両手でヤリを持っている形に 佐々木さんは「佐々木小次郎」で、背中の剣を抜くような形を表現します。 単語としては覚えにくいものも、表現の方法がわかると楽しく覚えられそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年08月02日 03時14分56秒
コメント(0) | コメントを書く |