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車筆太

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2006年11月30日
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カテゴリ:UMA映画の世界
 つづき・・・。
 なるべくネタバレにならんようにしてます。
 
 最近のネッシーものから二つ。
 まずは、『永遠の夢 ネス湖伝説』。
 雪男の研究で学会の笑いものになった学者が、クビになりたくなかったら、ネス湖に行ってネッシーがいないことを証明しろと命令されて、いやいや調査に。当然、村人との軋轢があってというフツーの作品なんですけど、意外と侮れないメッセージ性をもっていて、子供と観れるファンタジーな作品としてもこの分野では貴重な存在。
 自然を舐めるなというメッセージ性満載の『川口浩探検隊』で育った世代も満足できるはず。未DVD。
 
 ネス湖にいるからネッシー。ほんでもってタイトルが『ロックネス』。実は意外と意味のあるタイトル何ですなコレが。
 設定は『永遠の夢 ネス湖伝説』と正反対で、嬉々としてアメリカ野郎がネッシー調査にやってきます。もちろん、住民との確執もあり。
 『怒りの湖底怪獣 ネッシーの大逆襲』もそうですけど、やってくるのは必ずヤンキーなんですな。ロクナモンじゃないと。
 パッケージにもあるネッシーの造型は、『エイリアン2』『ブロブ』『チャイルド・プレイ チャッキーの種』などの特殊効果を担当してきたトニー・ガードナーによるもの。ちょっとゴツイものの、凶悪そうな新種のネッシーは悪くないんですけど、本編では観難い。薄暗い所をスイスイ泳がれてもねぇ。
 『吸盤男オクトマン』みたいにオープニングから踊られても困るが、モンスターものなんだから観え辛いのはどうかと思うよ。
 その代わり水中シーンは水を感じさせないくらいクリアな画面です。演技で何とかする熱意は買います(笑)。

 後は、似たような題材でいくつか。
 『ウルトラマン』第10話「謎の恐竜基地」。
 ゴジラに似ているような気がしますが、ネス湖にいた恐竜の生き残りが日本に連れてこられて怪獣化したもの。
 『遠い海から来たCOO』。
 容姿だけかな。その意味では『のび太の恐竜』のピー助もそうか(他意はない)。この辺りを含むのは無理がありそう。
 
 最後に未見のネッシーものを。
 『湖の謎』(原題・The secret of the Loch)
 最初のネッシー映画。『アラビアのロレンス』『戦場にかける橋』のデヴィッド・リーンが編集をやっているそうです。
 『Nessie, das Monster von Loch Ness
 西ドイツ製のネッシーのドキュメンタリーらしい。詳細不明。
 『ネッシー
 01年。イギリス・カナダ合作。TV放送禁止シリーズの海外特別編として発売。一度見かけたのに買いそびれた。むー。
 『Incident at Loch Ness
 『X-MEN』シリーズや『サスペクト・ゼロ』のザック・ベンとニュー・ジャーマン・シネマの旗手ヴェルナー・ヘルツォークによる、ネッシーを捜し続けるフィルムメイカーのワーナー・ハーゾクの人生を追ったドキュメント映画。内容は海外サイトで知ってるけど、これ以上書かない。
 『大鉄人17』第28話「出たぞ大海獣! ネッシーの子守歌」
 DVD-BOXも出たことだし、観てみたい。

 検索で引っ掛かったもの。
 『ジョニー・ブラボー』第34話「ネス湖のジョニー」
 『テレビまんが 空飛ぶネッシー』。詳細一切不明。本の可能性も。
 ドラえもん『ネッシーが来る!』(1980年8月8日放送)

 他にもあるかも。
 忘れてたので、最後に、東宝と英国ハマーの幻の企画「ネッシー」。
 以上、ネッシー映画でした。お粗末。
 
 





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最終更新日  2006年12月01日 00時06分59秒
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