アンリ・カルティエ=ブレッソン 20世紀最大の写真家(「知の再発見」双書)
「決定的瞬間」という言葉で有名な20世紀最大のフランス人写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンの生涯を綴った本。アンリ・カルティエ=ブレッソン 20世紀最大の写真家(「知の再発見」双書)(クレマン・シェルー, 遠藤ゆかり)2004年に95歳で亡くなった天才的な写真家の生き様が、たくさんの作品や縁の画像とともに掲載されています。彼は、機動性にすぐれた小型のライカのカメラを持ち歩き、一瞬の「決定的瞬間」を撮影することに長けていました。なにより構図を大切にし、人工的な演出には興味をもたなかったので、自分の求める構図になるまで人が移動するのを辛抱強く待ったり、逆に気づかれないように後をつけていったり、あくまで自然に引き起こされる完璧な構図の一瞬を求めていたそうです。つづきを読む » (新ブログへ)