オマーン旅行記#18-ジャブリン城で最も有名な「太陽と月の間」(ジャブリン城その2)
旅行時期:2018年2月3日目=====ガイド=====ここは、ジャブリン城の有名な「太陽と月の間」。上部の七つの窓は月の光をうつすように設けられており、下部の七つの窓は日中の強い日差しを遮るよう特別に施されている。「7」という数はイスラムにおいて特別な数で、天国は七つあり地球は七層からなるとされている。壁上部には暑い空気を外に流すための格子窓が取り付けられ、床の上には涼しい空気を取り入れるための隙間が開けられているなど、この部屋には優れた多くの工夫が施されている。ジャブリン城内の主な部屋を飾る木製天井は、最高品質のペルシャ絨毯にも匹敵する複雑な柄が描きこまれ、オマーンで最も芸術的に優れた天井とされている。この「太陽と月の間」の天井は、神の目の形を表す楕円形のデザインで構成されており、そこにいる人びとに、神の保護と自立を促す眼差しを投げかけている。=============つづきを読む »