ひとつの青い照明です
わたくしといふ現象は假定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です宮沢賢治春と修羅・序 私は どこからきたのだろう私は ここで なにをするのだろうそして私は どこへいくのだろう・・と子どもの頃からそして 50を超えたいまになってもぼんやりと考えている本を読みながら ぼんやりと考えている音楽を聴きながら ぼんやりと考えている仕事をしながら ぼんやりと考えている本のなかにも音楽のなかにも仕事のなかにも答えはないのだけれど本を書いた人も音楽を作った人もあらゆる仕事をしている人もみんなみんな私を同じ問いかけを持ち続けているいることを知って心が休まるできることなら私の作る器をみて誰かが 私と同じように心が休まるそんな時間をもてますよう・・そんな仕事をしていけたらと願う