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カテゴリ:純情ロマンチカ他中村春菊作品
中村春菊:原作
「純情ロマンチカ(17)」 角川書店 超有名小説家(兼ボーイズラブ小説家)の宇佐見秋彦と秘密の恋人関係&同棲生活続行中の大学生・高橋美咲。 誕生日当日、宇佐見に鎌倉へと連れ去られた美咲だが、そこで偶然(!?)取材に訪れていた超人気漫画家・伊集院響と再会する。告白の返事を求め「好きになって欲しい」と言う伊集院に美咲は「ムリです」と断るが、どうも相手は一筋縄ではいかない模様。 その上、ついに兄・孝浩から卒業後の引越しを具体的に切り出された美咲は…!? 願い・迷い・離別・自覚――ドッキドキラブレッスン17巻♪ ――恋って不思議。毎日毎日飽きもせず、貴方のことばかり考えてる。 丸川書店の社長・井坂龍一と秘書・朝日奈薫の恋愛事情「純情ミステイク」&描き下ろしも収録♪ 発売日にゲットした方から1カ月以上も遅れてしまいましたが、やっと先日手元に届き読みました。 正直、相変わらずと言えば相変わらずですが・・・ それでも、美咲の気持ちがかなりしっかり固まりつつあるな!という印象。 ウサギさんの方は一貫して揺るぎないですが、今まで数多あった試練の中でいつも揺らいできていたのは美咲の方。 その美咲の気持ちの方が固まりつつあるというのは大きな変化だったんじゃないかと。 やっと読んでいて「よしよし!」と思えてきました。 とはいえ、まだまだ問題はあるわけです。 問題その1は・・・伊集院先生の存在。 今回、美咲の誕生日とウサギさんの授賞式が同じ日に重なってしまったのだ! 美咲にプレゼントをあげたい! 美咲と2人っきりになりたいウサギさんとしては、どれだけ美咲がご辞退申し上げても聞く耳持たずなわけです。 それでも、とりあえずウサギさんが譲歩出来る段階までは井坂さんの顔を立てて指揮に顔を出したわけですが、それが終わっちまえば!(笑) はい、攫われちゃったわけです(爆) ただ、翌日に孝宏夫婦が来る事になってしまったので本当に一泊という短いモノでしたが。 それでも 「美咲の誕生日はその年にその日しか無いから」 そう言われちゃトキメキますよね~(^^ゞ 行った先は京都から鎌倉に変わりましたが・・・ そこでウサギさんが夢中になっちゃったのは駄菓子。 そして一緒に買ったのはビー玉。 特に遊び方はわからないけど(そういえば、おはじきはわかるけどビー玉ってわからないですよね~)、昔、兄ちゃんから教わったというおまじないを教えてあげる美咲。 夢中になったところでトイレに抜けると・・・ なぜ、伊集院先生がここにいる?!Σ( ̄ロ ̄lll) ウサギさんと一緒だとわかっても立ち去る気無し。 その上、先日の告白の答えを聞きたいと言い出す始末。 そして、また間の悪い事にウサギさんが通りかかってしまったー!! 誕生日メッセージと告白をする伊集院先生 (って、誰もそこにいなかったの?Σ( ̄ロ ̄lll)) と、ここで 「ムリです!」 言ったー!! ちゃんとハッキリ言ったぞぉぉぉ!! だが、どうして美咲の周りは諦めが悪い奴ばかりというか(^^ゞ 断られても再びデートに誘っただけでなく頬にキスまでする。 その一部始終を見ていたウサギさん。 美咲なりにキッパリ断ったのを見ていたから飛び出さなかったと。 それでももうやっぱり気持ちは抑えられないわけで。 「誰にも渡さない おまえをこの世で一番必要としているのは俺だから」 そう言われちゃうとテレ捲っちゃう美咲だけど、ちゃんと楽しめてるときちんと伝える。 そしてそれはウサギさんのビー玉に込めた願い事が叶ったという事で。 「願かけなんかしなくたって 俺はいつだってウサギさんといれば」 滅多に自分の気持ちを口にしない美咲がここまで言えば、ウサギさん的に舞い上がっちゃうわけで・・・ (まぁ、この時のウサギさんの満面の笑顔が たまりませんなぁ/笑) そしてお約束Hシーンという事で(腐っ) さて、慌ただしく家に戻ってきて・・・ 玄関近くまで来てイチャイチャしていた2人。 ところが、既に孝宏一家は来ていてドッキリ☆ まぁ、そこは抱き合っていたのを見られなかったみたいなのですが・・・ それに対し、絶対に守ると言い切ってくれたウサギさん その後、美咲は何をビー玉にお願いしたのか?とウサギさんに訊ねられますが、美咲の口からは語られず。 それは、実はウサギさんと全く同じ事をお祈りしていたから。 「いつまでも一緒にいられますように」 そんな2人にまた1つ問題が。 問題その2 大学を卒業し、就職先が決まった美咲にウサギさんの家を出るよう提案されます。 それは、将来を考えて一人前の自立した大人になって貰いたい まぁ、兄としては当然の意見なわけですよね~ 必死にここにいて欲しいのだと訴えるウサギさんですが、そう言われちゃえば何も言えなくなっちゃうわけで。 それに、そこまで言われて尚ウサギさんも美咲さえもがここにいたいと思っている事に関しては説明をしなくちゃならんわけですよ。 って、やっぱりちゃんと美咲の中でお付き合いしてる自覚はあったのね?と今更ながらホッとしましたよ (* ̄m ̄) ププッ でも、とりあえずお泊まり会をしてみようと強引に孝宏が決めてしまい・・・。 帰った後、自分から上手く言うと言ってくれたウサギさんだったけど、伊集院先生の時のように自分の口から言わなければ。自分で解決しなければ後で後悔するとウサギさんを説得。 この辺も、美咲の気持ちとか意思表示がハッキリしてきた部分だと思いますね。 今までは、どうしてもウサギさんとの恋愛に関してはちょっと臆していたというか、曖昧にしてましたからね。 これだけハッキリウサギさんに告げた事だけでも、もっとウサギさんは自信持ってイイ気がする♪ そしてお泊まり会の当日・・・ 実は、翌日にウサギさんのサイン会が井坂さんにより強引に執り行われる事となり。 条件が、美咲がサイン会に来るなら!という事で・・・ 一泊で帰る事を兄に告げておいた美咲。 それでも、どう見てもベビーシッターという感じな上、風呂から出てきたら兄と義姉とのキスシーンを目撃してしまって。 やっぱり、ここに社会人になろうとしている自分が入るというのは無理があるんじゃないかと思い知る美咲。 今まで育ててくれた兄の言ってくれた言葉は正論とわかっているし尊敬もしている。 けれど・・・それでも・・・ 携帯にかかってきたウサギさんからの確認の電話で喋っているうちに会いたい気持ちが。 さて、お暇しようとしたその時、またまた問題が! 孝宏は既に会社に呼び出されて出掛けてしまって、甥っ子の真浩が騒ぎ過ぎたのか熱を出してしまって義姉がパニックを起こしてしまったのだ。 このまま出るわけにはいかないと残って代わりにやってあげる事に。 一段落ついて慌てて電車に飛び乗れば計器トラブルで電車はストップしちゃうし・・・。 美咲は約束した事は守ると信じていても来なければウサギさんにも不安は過るわけで。 そこにギリギリで飛び込んできた美咲を見たウサギさんの表情と言ったら!! もう、なんかウルウルしちゃいましたよ。 こんな感じでとにかくまだまだ目の前の問題は山積み。 その一方で、昔は一週間とか我慢できたのに今回はたった一日でウサギさんに会いたくて仕方なくなってしまった事を自覚した美咲。 さて、本当にどうすれば・・何が出来るんでしょうね?(^^ゞ さとた後半は「ミステイク」が収録。 みすていくと打ったら『見捨て行く』と一発変換した我がパソコン。 恐ろしや~演技悪ぅ~~!! さて、「世界一初恋」最新刊で社長に就任する事が発表となった井坂さん。 社長になったのはイイとして、問題勃発☆ それは、せっかく恋人になった朝日奈とイチャイチャどころか、キスもロクにしていない事。 いや、キス、拒絶されてない? 社長になった途端、確かに家と会社で時間が潰れて行く日々。 風呂の中で翌朝まで寝てしまう始末。 そんな不満がどんどん膨れてきているある日 朝日奈が伝えてきた熊菱商事の社長が井坂に会いたがってる事を告げに来る。 しかも、それはただの接待ではなく娘との見合いを仄めかしているという意味の「会いたい」 どうして恋人の朝日奈がその話を持ってくる? この事にブチ切れた井坂は、この件は自分が直に連絡を取ると言って朝日奈をシャットアウトしてしまったのだ。 それは井坂からすれば当然あてつけ。 でも、こうして会ってしまったら・・・ いや、その前に抱いてくれるどころかキスも拒絶という朝日奈の気持ちは? 本当に別れるのか? 「恐い」 しかし、待ち合わせの場所にやってきたのは社長でも令嬢でもなく朝日奈だった。 待ち合わせに遅れるという電話を朝日奈が取ったのだ (携帯ナンバーは知らせていなかった) それだけでなく断りを入れたと告白する朝日奈。 とうとう、秘書として私情を挟んでしまったのだ\(^o^)/ ただ、朝日奈的には断るとばかり思っていたので、本気で焦ったようで。 秘書の立場上断ってくれと言えなかったと。 Hはきっとしてしまったら抱き潰してしまいそう。 キスはしちゃったら以下同文?(≧m≦)ぷっ! 「龍一郎様は私のものです」 いやぁ~よく言った! やっと朝日奈も一人前になったね~ヾ(ーー ) オイッ そうそう、ここまで言ってあげなきゃ! 井坂さんって意外に乙女なんだからさ~(〃∇〃) てれっ☆ お約束シーンを経て同居する事になった井坂さん。 でも、そこに待ち受けていたのは・・・完璧な朝日奈による徹底管理?(笑) 同居したのはよかったのか悪かったのか? 表紙を外すと相変わらずの四コマ。 今回はウサギさんの家で受験勉強している美咲が、とうとうクマ部屋の存在を知る話。 「気持ち悪いか?」という言葉に「そんな事ねーよ!」と言ってしまったために・・・(^^ゞ 総評(?)はコメント欄にて ↑よろしければ1クリックお願いします 励みになります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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