「Valkyrie ~Story from RHINE GOLD~」に行ってきました。
SUPER SOUND THEATRE 「Valkyrie ~Story from RHINE GOLD~」ワルキューレ ~ラインの黄金~※ DVD化されます【日時】2014年11月2日(日)13:00 ~【会場】舞浜アンフィシアター【出演】●朗読:ロキ:鈴村健一、ジークフリート:諏訪部順一、ソー:高橋広樹、ブリュンヒルデ:沢城みゆき、クケリ:高垣彩陽、アスク・エムブラ:蒼井翔太、オーディン:山寺宏一(井上和彦急病の為) ●演奏:土屋雄作、真鍋貴之、斎藤孝太郎、井上 麗、natsumeその日、神々は汚される 偉大な北欧神話の神々。黄金に輝く永遠の一族。 だがそれは、まもなく滅び去ろうとしていた。神は老い、その力を失い、 人は怒りの炎で世界を焼き尽くそうとしていた。それは人が神を殺した物語・・・・ 今回、サウンドシアターはオペラ「ワルキューレ(ラインの黄金)」を新解釈し、 あらゆる神話で語られるラグナロク(最終戦争)の真相に迫る・・・。 「想像力」という衝撃がアナタを待っている。お初アンフィニです。黒バスイベントの時にここに来たかったー!さて、この舞台は11/1~2まで行われたのですが、その前日、10/31にとんでもビックリなニュースが飛び込んできました。井上和彦・入院 降板上行結腸憩室炎 正直、初めて聞く病名でしたが、ネッ友様の中に同じ病気で入院された方がいらして。とにかくとっても痛いんだそうですね。でも、現在、だいぶ落ち着かれたようで。それでも1,2週間は入院する事になるそうで。普段、あまりに化け物かと思うほどお元気な彼ですが、考えれば赤いちゃんちゃんこを着るお年。休んでいられない心境かもしれませんが、ここはゆっくり治して元気に復活して頂きたいと思います。ディズニーランドのある舞浜下車。イクスピアリを突っ切り、さらにアンバサダーホテルを突っ切った先にアンフィシアターはありました。イクスピアリ入口途中の広場(こちらは昼間撮りました)アンバサダーホテル内それにしても、つい2日前までハロウィン仕様だったでしょうのに・・すでにクリスマス仕様(笑)同じくアンバサダーホテル。こちらは舞台が終わって夕方に撮ったので、だいぶ暗いですね(^^ゞいよいよ、アンフィ入口ここでやっと現実として受け入れたというか・・・中に入ると出演者へのお花が並べられていました。和彦さん、そして急遽出演が決まった山寺さんのは無かったですが、その他の皆さんのは関係者から来てましたね~。その中でも派手目で目立ってたのは蒼井君と諏訪部さん。お花の数は断然、諏訪部さんが多かったです。スフィアのメンバーからお花が届いていたあやひーラジレンジャーから来ていると思わずパチリ☆※ 全員分じゃなくてすみません。さて私の席は前から8番目ながらAブロックだったため、結構端っこ。安定のくじ運の悪さです(^^ゞただ、前から8番目という事で出演陣の顔(特に自分の方を向いている方々)はとてもよく見えました。その代わり、効果音を兼ねた演奏がスピーカーが間近だったために音が大き過ぎて台詞が聞き取れない事があり。しかたなく演奏音が大きい時だけ左耳だけ手で塞いで台詞を聞く事に。今回、幕1⇒幕間⇒幕2という上演方法で。本当に朗読劇と普通の演劇という違い以外は同じですね。その幕1では正面向かって左奥から 沢城⇒高橋⇒鈴村 右奥から 山寺⇒高垣⇒蒼井⇒諏訪部 という順番。幕2ではその逆並びとなりました。さて、話としては新解釈となるそうですが、残念ながら元のお話を知らないで見たので、とりあえず資料としてリンクを貼ってみたいと思います。ラインの黄金はコチラ北欧神話はコチラ幕が開けてすぐに老人とバイキングの娘の会話となります。今回、山寺さんはこの老人とオーディンの二役沢城さんは娘とブリュンヒルデと魔女(だったかな?)の三役をこなされてました。神が手に入れた金の林檎。それにより永遠の若さと死なない身体を手に入れていた。しかし、老人によると神は滅びたと言う。だが、永遠の命の話は知っていても滅びた話は知らなかったと言う娘に老人はもう一つの言い伝えを話し始める。金の林檎によって平和と力を司っていた神。その神・オーディンには3人の子供がいた。雷を司るソー、火を操るロキ、そして風を司るブリュンヒルデ。だが、ソーとロキは腹違いの兄弟で仲が悪い。ソーとブリュンヒルデは完全な神であるのに対し、ロキだけは半分が人間というハーフブリード。同じハーフブリードという存在ながら、逆に神のように崇め奉られていたのはジークフリート。この2人の決定的な違いはロキは育ちがアースガルズであるのに対し、ジークは人間国育ちという点。でも、ロキとジーク、そしてブリュンヒルデは幼馴染同士で仲良しだった。ある日、神殿を新しく作り直したお祝いが催される。神格もないのに英雄だからと特別に呼ばれるジークフリート。逆に、呼ばれてもいないのに「金の林檎」をくれるという約束を果たせとやって来たアスク・エムブラだがオーディンはなぜか林檎を分けるのを待てと言う。実は、その裏で金の林檎の実を付けていた木が枯れ始めていて、林檎が地面に落ちてしまっていたのだ。林檎が無くなってしまったら、この若い肉体を維持出来なくなり死んでしまう。それは許されない!そこでオーディンは林檎を与える神の範囲を狭めるため門を閉じると決定する。そして来たるべき「ラグナロク」に備え、英雄たちをまだ死ぬ時期ではないのにブリュンヒルデに殺させ、魂をアースガルズに迎え入れさせるという非道な事をさせ始める。人が変わったようになってしまったオーディンは「父」ではなく「神」という権限で我が子すら支配し始める。どうしても納得がいかないブリュンヒルデ。また、門を閉じた事で魔物へと変貌していく妖精たち。ロキを愛し、守ろうとするクケリもまた魔物になりかかり、自らの氷の力で我が身を凍らせる。なんとかして助けたいのに助けられず苦しむロキ。ソーは金の林檎が貰えない代わりに「ラインの黄金」を譲れと言い、オーディンから許可を貰ったアスク・エムブラについて人間界へ。しかし、実は林檎の木を枯らした張本人はアスクの万物を腐らす手のせいだった。その力で殺されそうになった兄をロキが救い逆にアスクを殺す事に成功する。だが、既に腐り始めたソーは、あんなに嫌っていた筈の弟に詫びを入れ、「もっと前から喧嘩しておけばよかった」と言い残してロキの腕の中で亡くなる。そしてもう1人、神々を欺いていたのは・・・ロキ同様ハーフブリードでありながら人間界で過ごしたジークフリートだった!という衝撃の事実。結局は、最終的に父としての自分を取り戻したオーディンが建物ごと燃やしつくし、さらに火使いの筈なのに、父に封印されていた理由も父の口から語られ、誤解は解かれる。しかし神は金の林檎を無くし既に老いは始まり滅びてしまったという内容だった。しかし、神は滅びようとも見守ってくれているーーー。娘に話をした老人が涙を流したのは・・・彼はいったい何者だったのだろうか?そして老人の言葉通り、バイキングの娘はハッキリと雷・炎・風・そして氷を感じ取り、神が姿が無くなった今も自分達人間を見守ってくれていると肌で感じ取る。こんな感じで終わります。神が金の林檎のせいで力を持ち過ぎたために人間界に降り立った時に子供を作ってしまった為に生れたハーフブリードというどっちつかずの存在を作り出してしまった不幸。また、妖精と人間の間に生まれたアスクが、そのせいで呪われた力を持ってしまった不幸。嫉妬はいつの時代も破滅しか呼ばないという事なんでしょうか?しかし、とにかくこういう朗読劇は初めて見たわけですよ。イベントのアフレココーナーとは正直全然別物でした!以前見た「ノブナガ・ザ・フール」とはまた違うわけで。純粋に朗読といろんな効果で場面を見ている側に想像させるもの。今回、アンフィニという事もあってか風や炎、ライトなどを本当に効果的に使われていて、さらには土屋さん率いるメンバーでの生演奏が時に切なく、時に大迫力で色どりを添えていて。感想の続きはコメント欄にて最後にあかりが付き始めた広場のクリスマスイルミネーション ←よろしければ1クリックお願いします 励みになります