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宝塚記念

昨日の宝塚記念は、ばっちり頂きましたよ。といっても、雨が激しくなってきたので、ディープインパクトに重馬場得意なダイワメジャー、ナリタセンチュリー、バランスオブゲームの３頭を絡ませて買っただけですけどね。バランスオブゲームが２着だったらとか、３連単を買っておけばとか、相変わらず欲の深い私でした。夜、東京駅のタクシー乗り場で、偶々杉本清さんの後ろに並びました。早速話しかけて、二人で合意した結論は、ディープが勝って、関係者（馬主、調教師、武豊、ファン）一同、ほっとしたということでした。これで、ディープが負けでもしたら、競馬人気はますます下り坂ということになりかねませんでしたからね。本当に良かったですね。さあ、今週は帝王賞。あのカネヒキリやタイムパラドックスを迎え撃つアジュディミツオーという図式なんでしょうか。楽天も早く地方競馬の馬券を売るようにしてくださいよ。副社長　國重

見てくれこの脚見てくれこの脚。

とは有名な杉本アナのテンポイントの実況ですが、昨日の宝塚記念のディープインパクトの走りはまさにこの実況を叫びたいような走りでしたね。もちろん関東に向けてではなく、世界に向けて。今回の宝塚記念は凱旋門賞への壮行レースとして、ディープが勝つか？ではなくいかにして勝つか？が焦点のレースでした。デビュー以来初の重い馬場というのもひとつの試練だったと思います。強いディープを信じていても僕は有馬記念で「飛ばないディープ」を見ているから、どこかで本当に大丈夫だろうか？という一抹の不安を感じたりします。でもパドックやレース前のディープを見ているとそんな心配は杞憂だと思えました。そこには今までのようなやんちゃなディープではなく、大人になって落ち着きと威容を備えたディープがいました。武騎手のもと「走りたい」という闘志を静かに燃やしたディープがいたのです。スタートもいつものように失敗せずにむしろ好スタート、にも関わらず菊花賞のときのような失敗はもうしませんでした。武騎手の騎乗に素直に応え後方に控えます。折り合いがついたまま、第２コーナー、そして淀の坂がある第３コーナーへ、そして武騎手が仕掛けます。そして皐月賞、菊花賞、天皇賞の再現のように猛烈な加速をして直線までにほとんどの馬をまくっていきます。沈み込んでいくような走法のディープは今日も健在でした。井崎脩五郎さんがスーパー競馬で「ディープはあまりにすごい走りで抜いていくから、抜かれた馬が落ちこんじゃうんだよね」という意味のようなコメントをされていましたが、まさにそのとおりだと思います。そして直線で先行していたバランスオブゲームをぶち抜いて、さらに差を広げていく姿には鳥肌すら立ちました。もし馬場がやや重でなければレコードが出ていたのではないか、というほどの走りでした。そしてやはりディープは馬場などを問題にするような次元ではありませんでした。ディープが本当に凄い馬といわれる所以は、「こんな走りができたら凄い」という理想の競争馬の走りをまぐれではなく、毎回きっちりと実現できるところにあるというところにあります。テンポイントは海外遠征の壮行レース奇しくも同じ京都競馬場「淀の坂」で残念ながら散ってしまいましたが、ディープはその28年後、淀の坂を軽やかに駆け抜けていきました。きっと彼の見ることのできなかったその先をディープは見られる、そう思います。その先を見せてくれ、ディープ。「これが日本の期待、ディープインパクトだ！」P.S. 馬券はディープ→センチュリーでバッチリ馬単ゲット。京都で重馬場なのにセンチュリーの評価が低くてびっくり＆にんまりでした。楽天オークション　スタッフ栗田

思い出の宝塚記念

楽天競馬同好会・新メンバー関口です私も今回から参加させていただきます～私が宝塚記念で真っ先に思い出すのが、９４年の勝ち馬・ビワハヤヒデ。弟の３冠馬・ナリタブライアンの兄として語られることの多い馬ですが、私にとっては競馬を始めるきっかけになった忘れられない唯一無二の名馬です。ビワハヤヒデの名をはじめて知ったのは朝日杯３歳ステークス（当時）の時でした。当時の私は、戦国時代の歴史に凝っており、ビワハヤヒデという、あたかも戦国武将のような（琵琶速秀？）そのネーミングにディープインパクトを受けて、知らず知らずのうちに、スポーツ新聞で彼の名前を探すようになりました。皐月賞、ダービーと惜敗を重ねましたが、菊花賞で悲願のＧ１制覇を達成。有馬記念では名馬・トウカイテイオーの前に屈しましたがその後は京都記念⇒天皇賞と順当勝ちをおさめ、現役最強馬として、この宝塚記念に駒を進めてきました。そこで彼が２着馬につけた着差は、なんと５馬身この時、これが彼にとって最後のＧ１制覇になるなんて夢にも思いませんでした・・・しかし、彼と出会えたおかげで、今でもこうして競馬ファンでいられることに感謝しています。名馬にとって最後の輝き、あるいは唯一の輝きとなるレース、それが私にとっての宝塚記念のイメージです。今回の宝塚記念、私の夢は、そのビワハヤヒデと同じ牧場で生まれ育った（※）シルクフェイマスです。彼の父・マーベラスサンデーもまた、宝塚記念で最後の輝きを見せた名馬でした。※ビワハヤヒデが生まれたのは、厳密に言うと早田牧場福島分場です。宣伝マン＠ターゲット　関口

宝塚記念のコスモバルク

今週末は宝塚記念ですね。シンガポール遠征後のゴタゴタで、状態が心配されたコスモバルクですが、古谷さん情報によると、かなり状態は良くなっているようですね。非常に楽しみです。ディープインパクト、ハーツクライがキングジョージや凱旋門を目指す中、コスモバルクも是非、宝塚で好走して、秋に欧州遠征をしてもらえると夢が広がるなあと思っております。個人的には、ディープインパクトは、東京、京都の適性が異常に高く、両場で勝つのは困難だと思っておりまして、中山、阪神ではまだ隙があるのではないかと思います。（単純に東京、京都は広く、直線が長いため、まぎれが少ないということでもあると思いますが）ただ、今回の宝塚は、フルゲートにならないこともあり、ディープに恐れをなした感があるので、「まぎれ」という意味では、あまり期待できないかもしれません。コスモバルクには、積極的なレースを進めてもらい、先行して押し切るような競馬で、去年の有馬のハーツクライのような競馬ができれば、今年の国内外を含めたG1戦線で、旋風を巻き起こしてくれるのではと期待しています。でも、最近のコスモバルクは、好走が連続しないんですよねぇ。。。体調が良くなってきていても、やはりシンガポールのレースの反動は心配。あとは、馬場が良馬場であって欲しいなあ。競馬プロジェクトリーダー　嶋野

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