ハーツクライ惜しかった!
日本馬ハーツクライが欧州で最高峰のレースの1つ、『キングジョージVI&クイーン・エリザベスダイヤモンドステークス』に出場するということで土曜24時からグリーンチャンネルを見ながら応援しました。今回は6頭しか走らないといっても世界ナンバー1、2のハリケーンランとエレクトロキューショニストが出場することで超ハイレベルな戦い。特にこの両馬は10月にパリで行われる凱旋門賞に参加する可能性が高く、必然的にディープインパクトと激突するので、日本馬のレベルを世界に見せる意味でもハーツクライにはぜひ勝ってもらいたいのです。最終コーナーまでルメール騎手の騎乗はほぼ完璧で、他の2頭の後ろにつけ完全にハーツクライの瞬発力を信じてそれに賭けます。そしてハーツクライは鞍上の期待に応え、ゴール前200mくらいで完全に先頭に踊り出ます。見ているこちらの興奮も最高潮。もうほとんど勝ったと思ったその瞬間、最内からハリケーンランが伸びてきて、脱落と思われたエレクトロキューショニストも二の足をつかって差し返してきて、終わってみればハーツクライ3着。やはり欧州のレースは切れ味だけでなく、タフネスさも要求する過酷なレースだなあというのが感想です。とはいえ、3頭の壮絶な叩き合いは競馬史に残る名シーンだったのは間違いないし、あの2頭に僅差でレースができたことで日本馬のレベルの高さを見せることはできたと思います。ハーツクライの馬主である社台レースホース代表の吉田照哉さんが、ハーツクライが凱旋門賞に出さない理由を「日本でないところでディープインパクト雌雄を決するのは日本のファンに失礼だから。」それに加えて「それぞれキングジョージと凱旋門賞を勝って日本で決着をつけたら最高だね。」とおっしゃっていました。ハーツクライの夢は惜しくもかなわなかったけれど、せめてディープはハーツクライの雪辱を果たして日本に戻ってきてほしいと思います。そしてジャパンカップという地元で4頭が再戦できたらそれはもう競馬ファンとしては最高に幸せだなあと思うのです。まだまだ夢は続きますね。ちなみに弾丸ツアーではありますが、私、凱旋門賞に行くことにしました。ハリケーンランの強さを見せつけられてもうドキドキなのですが、現地では力いっぱい応援したいと思います。もちろんレポートブログも書きますのでお楽しみに。楽天オークションスタッフ 栗田