新着記事一覧 | 経理合理化プロジェクト　児玉尚彦の読書日記

★『経済ってそういうことだったのか会議』佐藤雅彦・竹中平蔵著

ベストセラーになった『経済ってそういうことだったのか会議』が文庫になりました。経済のポイントを理解したい人と、経済をわかりやすく説明できるようになりたい人におすすめです。「エコノミストらしく見せようと思ったらコツは簡単なんです。何か説明しようと思ったら『それはマーケットの期待が変わったんだ』と言えば、どんなことでも説明できるんです。」●あなたは、何に期待して、何に投資しますか？「一方に対しては、いくら働いても税金を取られるということでやる気をなくさせる。もう一方に対しては、そんなに働かなくても食べていけるということでやる気をなくさせる。」●あなたは、税金を気にしてどのように行動を変えていますか？「日本だと競争力をつけさせようと思ったら、政府は補助を与えて強くする。これに対して、アメリカで競争力をつけさせる方法はただ一つです。それは、もっと競争させること。」●あなたの会社は、どうやって競争力をアップしていますか？「『自分はこれをやりたいんだ』、『このために自分たちの会社は存在しているのだ』というミッションステートメント（mission statement）が明確にならない企業というのは、マーケットでも成功しないんだと思います。」●自分のやりたいことをアピールして協力してもらい、成功しましょう！（読書日記）自分のやりたいことと、成し遂げたいことを、熱い思いを込めて説明していきます。自分の考えを説明して、理解してくれる人、協力してくれる人と一緒に行動していきます。言葉だけではなく、行動と結果で説明していきます。★『経済ってそういうことだったのか会議』佐藤雅彦・竹中平蔵著　日経ビジネス人文庫

2005.02.25

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか？』山田真哉著光文社新書

「数字のセンスを身につけようと思うなら、このように、まずは日々の生活のなかの『ちょっとした数字』にも気を配ることが最初の一歩となる。数字は単なる記号などではない。ありとあらゆる数字の背後には、ちゃんと『意味』が存在するのだ。」数字の意味を考えて、物事の本質をとらえるようにします。数字を扱う仕事をしている者として、数字で説明するときに、その経緯や、人の顔、状況をイメージするようにして伝えます。数字で説明を受けるときは、その意図していることを考えるようにします。★『さおだけ屋はなぜ潰れないのか？』山田真哉著光文社新書

2005.02.22

『社会人のオキテ』大條充能著　実業之日本社

「『自分決算』とは、１年のあいだに自分が設定した課題目標に対して何が達成でき、何が達成できなかったのかをチェックする『自分Ｐ／Ｌ』と、新たにストック、あるいはレベルアップできたキャリアや経験能力の成長を図る『自分Ｂ／Ｓ』を作成する。」毎月決算をして、目標達成度や進捗状況をチェックします。目に見えない自分のスキルやキャリアについても、棚卸しを行い、客観的に評価してみます。将来なりたい自分になるために、何がどのレベル必要なのかを考え、行動し、少しずつレベルアップしていきます。★『社会人のオキテ』大條充能著　実業之日本社

2005.02.18

『かわいい決算書』青木寿幸・見田村元宣・吉田泰昌著

「決算書は社長が経営方針を決めるために作るものなのです。今すぐ出来ることを考えましょう。」決算書に、自分の経営方針をハッキリと反映できるようにします。何に重点を置いておカネをつかい、どれくらいの利益を確保するのかを明確にします。次のことをするために、おカネをどのくらい蓄えるのかを考え、行動結果を数値で語れるようにします。★『かわいい決算書』青木寿幸・見田村元宣・吉田泰昌著　明日香出版社

2005.02.15

『勝つ力』山崎養世著　ダイヤモンド社

「ビジネスは競争である。そして、多くのライバルたちの中からあなたが選ばれるには、ライバルたちがやらないこと、やれないことをできなくてはいけない。自分たちが小さくても歴史が浅くても、できることは何か。どうすれば『競争優位』を作り出せるのか。その答を出すことが、成功へのキー・ポイントになる。」ライバルがやっていないことで、自分が得意なことに集中します。ライバルと同じ商品サービスで価格競争をするのではなく、顧客の目線でチャンスを探していきます。自分のポジションを認識し、自分の得意分野で、やりたいことをビジネスにしていきます。★『勝つ力』山崎養世著　ダイヤモンド社

2005.02.11

『よい上司ほど部下をダメにする』ジャン＝フランソワ・マンゾーニ他著

「フィードバックも、部下が受け入れやすいものを提供する。人物と成績を明確に区別すること、判断を下す前にデータと評価を部下に見せて言い分を聞くこと、成功の要因にも普段から注目すること、コミュニケーションを通じて部下の信頼を得るよう努力することなどがその秘訣だ。」スタッフと対話する時間をできるだけ取るようにします。データをフィードバックし、自分の感じたことや気づいたことを正直に言葉にして伝えます。スタッフの考えを聞き、仕事を通してどのように成長したいのかを確認します。コミュニケーションを通して、チーム全体で成長することを考えます。★『よい上司ほど部下をダメにする』ジャン＝フランソワ・マンゾーニ他著　講談社

2005.02.08

『金貸しの日本史』水上宏明著　新潮新書

「どう考えても、身に過ぎた借金に功はない。日本経済がいま元気を失っているのも、過ぎた借金のせいだし、個人も過ぎた借金を背負うことは、家計的にもマイナスである。」状況がいいときに、勢いで、ついカネをつかいすぎてしまいます。つかう前、借りる前に、将来を何パターンかシミュレーションしてみます。うまくいかなかった場合も想定します。借りた後は、財産と借金のバランスを定期的にチェックして、財産の目減り分よりも早く借金の返済を心がけます。★『金貸しの日本史』水上宏明著　新潮新書

2005.02.04

『孫子の兵法』守屋洋著　三笠書房

「せきとめられた水が激しい流れとなって岩を押し流すのは、流れに勢いがあるからである。猛禽がねらった獲物を一撃のもとにうち砕くのは、一瞬の瞬発力をもっているからである。」勢いをつけるために、強みにパワーを集中させます。手広く分散せずに、小さいターゲットに集中していきます。ひとつの流れをつくって、勢いをつけて進んでいきます。★『孫子の兵法』守屋洋著　三笠書房

2005.02.01

『日本電産永守イズムの挑戦』日本経済新聞社編

「『ノー』の連発からは何も生まれない。『すぐやる』『必ずやる』『出来るまでやる』という、常に前向き姿勢を持ってこそ、すばらしい成果が待っている」「ノー」と言う前に、チャンスが隠されていないかを考えます。やる前にあきらめずに、試してみて、工夫してみます。うまくいかなくても、次のチャンスで必ず活かします。いつも前向きなチャレンジと行動力で、成果を出します。★『日本電産永守イズムの挑戦』日本経済新聞社編

2005.01.28

★『社長が戦わなければ会社は変わらない』金川千尋著東洋経済新報社

「今やっている仕事をよくしようと考えることから始めてほしいのです。なるべくよい結果を出すために、それまでとは違った観点、発想からその課題を見て、いかに効率的にするかを考えてください。」目の前の課題は、視点を変えない限り解決できません。他業種でうまくいっているやり方や、他分野でうまくいっているやり方を参考にして、自分の仕事にあてはめてみます。時間の軸や距離の軸をずらして、視点を変えて、新しい発想で解決策を考えて、次のステップへ進みます。★『社長が戦わなければ会社は変わらない』金川千尋著東洋経済新報社

2005.01.25

『きっと、よくなる！』本田健著　サンマーク出版

「恐れを見ないようにするというのではありません。心配や失敗の恐れにエネルギーを無駄遣いする代わりに、いまどのようにしたらうまくいくのかに全エネルギーを注ぎ込むのです。」自分のやりたいことに集中して、エネルギーを投入していきます。やりたくないことに時間を使うのをやめて、どうやったらうまくかを考えて実行します。自分がどうなりたいのかをイメージして、成功するまで、あきらめずにやり続けます。★『きっと、よくなる！』本田健著　サンマーク出版

2005.01.22

『３分間社長塾』高井伸夫著　かんき出版

「組織自体を定期的に見直して改廃していくしかない。たとえば業績の悪い部門を廃止して新規にプロジェクトを立ち上げる、ポストを減らしてフラット化する、効率の悪い業務はアウトソーシングするなど、やり方はいくらでもある。」毎週、毎月、うまくいっていないやり方がないかを検証します。昔から続けている仕事の仕方に問題がないかを、視点を変えてチェックします。価値観、環境、立場、能力、コストなどの面から見直していきます。★『３分間社長塾』高井伸夫著　かんき出版

2005.01.18

『魚が飛んで成功がやってきた』ジョン・ヨコヤマ著　祥伝社

「成功しているとき、前進はより大きな成功につながるだけではなく、人生を意味あるものにするチャンスにもなりうるのだ。人は変化する意味に気づいたとき、新しい世界が開け、仕事に意味を見出せるようになる。」仕事を通して成長するために、変化し続けます。どうすれば自分の能力が発揮できるかを考えて、新しいことにチャレンジします。自分の人生を意義あるものにするために、志を高く持って生きます。★『魚が飛んで成功がやってきた』ジョン・ヨコヤマ著　祥伝社★『フィッシュ!―鮮度100％ぴちぴちオフィスのつくり方』スティーブン・C・ランディン著　早川書房

2005.01.14

★『その他大勢から抜け出す成功法則』ジョン・Ｃ・マクスウェル著

「人間は常に人生を向上させたいと願いながら、同時に平和と安定を求めるものだ。だが、変化を恐れては向上できないということを忘れがちだ。成長とは変化のことである。そして変化とは現状を打破することだ。」現状に満足せずに、設定した目標に向かって行動し続けます。常に、常識を疑ってかかり、壁を打ち破って進みます。満足した時点で引退する覚悟でのぞみます。★『その他大勢から抜け出す成功法則』ジョン・Ｃ・マクスウェル著三笠書房

2005.01.11

『速効ビジネス』平秀信著　フォレスト出版

「ノウハウを作った開発者の声が重要なのだ。どんな人間がどんな考えでノウハウを実践してきたのか？どのような成果を上げたのか？どんな苦労があったのか？そんな地に足がついた話がお客の心をつかむのだ。」自分の商品について、ストーリーを語ります。自分のコダワリ、共有していきたい考え方を伝えます。すべての人に理解してもらおうとはせずに、自分が応援したい人たちにメッセージを送り続けていきます。★『速効ビジネス』平秀信著　フォレスト出版

2004.12.24

『会社というおかしな場所で生きる術』柴田英寿著実業之日本社

「本来、資料をつくるとき考えなくてはならないのは、つくっている資料は、何人の人間の何分の思考時間の短縮に役に立つのかということです。自分が10時間費やしても、100人の5時間ずつの思考時間を削減できるなら、大変大きな効果です。」仕事をするときは、常に利用する人のことを考えて準備します。利用する人が、見てスグにわかるように工夫します。相手の時間をムダにすることのないように、リハーサルをしてのぞみます。相手にとって価値ある存在になることを目指して行動します。★『会社というおかしな場所で生きる術』柴田英寿著実業之日本社

2004.12.21

『考える技術』大前研一著　講談社

「ほとんどの人は、仮説を立てた段階でそれを結論だと思い込んでしまうが、本当の勝負はそこからだ。問題解決力とは、仮説を裏付けていくために労を惜しまない行動力であり、それが絶対に正しいと結論づけられるまで徹底的に考える思考力であるとも言えるだろう。」現場に行って、現場を見て、話をして、数字が表す意味を確認します。偏見を持たずに、改善するための仮説を現場で一緒に考えていきます。いままでのやり方にとらわれずに、どうしたら本当に良くなるのかを考えます。仮説を立て、実験をして、結果を検証します。その結果を分析し、また違う仮説を立てて、実験を繰り返していきます。★『考える技術』大前研一著　講談社

2004.12.17

『会計心得』金児昭著　日経ビジネス人文庫

「経理はやかましいことをいうだけではなく、我々の業務を理解して、バックアップしてくれるんだと思ってもらうことで、信頼され、感謝してもらえるような経理・財務になります。」机の上で書類を見ながら計算ばかりせずに、積極的に現場の人の中に入って行きます。現場を見て、現場の人の話を聴き、一緒に仕事をして、数字の意味を知ります。現場の中で、現場の人がどのような情報を必要としているのか、どんな情報を知らなければならないのかを学びます。現場に情報がフィードバックできる仕組みを一緒に考えていきます。★『会計心得』金児昭著　日経ビジネス人文庫

2004.12.14

『成功はどこからやってくるのか？』岡本吏郎著フォレスト出版

「この資本主義の世界で残されているものは二つだけです。　『みんながやらないこと』　『みんなが知らないこと』　ここに大きなリターンがあります。」自分の得意分野を伸ばして、他人と違う道を生きます。自然や歴史、他業界の事例などを参考にして、いろんなアイデアを自分の得意分野に取り込んで生きます。お客様や社会が望んでいる形にしていくには、どうすればいいのかを考え、志を共有する人と協力しながら実現していきます。★『成功はどこからやってくるのか？』岡本吏郎著　フォレスト出版

2004.12.10

『すぐれた組織の意思決定』印南一路著　中公文庫

「環境が不連続な変化を起こした時には、その組織の定型的意思決定の方法やその究極の基礎である組織の真理モデルが新たな環境に適さなくなり、組織と環境との関係、さらに組織内部の諸システムを抜本的に再構築する必要が生じる。」環境の変化に適応して、合理的な意思決定ができる組織を作ります。お客様の価値観、利益、目的がどのように変化しているのかを感じ取り、それに応じたスキルやチーム編成を考えて対応します。お客様の変化を感じ取るために、常に現場に足を運び、お客様とコミュニケーションをとり続けます。★『すぐれた組織の意思決定』印南一路著　中公文庫

2004.12.07

『トヨタ式「勝つ現場力」』金田秀治著

「ダメモトで『まずやってみたら』、そうかこうしたらできるかもしれないぞと『気づいた』。そうすることで、『知恵』とは『頭で考えて』出てくるものではなく、『行動を起こす』ことで、出てくるものであることが身についていく。このように、次に『行動を起こさせてみる』という工夫（しくみ）が必要とされる。」常識にとらわれずに、自分からまず行動します。行動することにより、思いを共有できる仲間の存在を知ることができます。現場で自ら気づいて行動するしくみをつくり、チームで成果をあげるようにしていきます。★『トヨタ式「勝つ現場力」』金田秀治著　ＰＨＰ研究所

2004.12.03

『コミュニケーション力』齋藤孝著

「肝心なことは、現実を変える具体的なアイデアを一つでもいいから出すことだ。それがゴールである。それ以外のことは、すべてパスにすぎない。人の出したアイデアを否定しているだけの人は、バックパスをしているだけ、ということだ。」対話しながら、課題を解決する具体的なアイデアを必ず一つ出すようにします。相手の意見を否定せずに、ゴールに向けてどうしたらうまくいくかを対話しながら出し合います。そのとき、脳だけでなく、体や感情がどう反応しているかも大切にしていきます。★『コミュニケーション力』齋藤孝著　岩波新書

2004.11.30

『金持学』関口房朗著　宝島社文庫

「三年先を読む。すると『自分は三年後にこうなっているんだ！』という自己確信が湧いてくる。そうした長期的な目標や戦略が見えていると、自分の中にビシッと一本の軸が通り、目先の問題にブレる必要がなくなるのだ。」３年後、５年後にどうなっていたいかを、できるだけ具体的にイメージします。収入、財産、仕事、職場、一緒に仕事をする人、住環境などが、どうなっていると自分にとって心地いいかを考えて、描いてみます。あとは、それを実現するために、何をすればいいかをブレイクダウンして決めていきます。★『金持学』関口房朗著　宝島社文庫

2004.11.26

『ガラクタ捨てれば自分が見える』カレン・キングストン著

「机の上が整理されているのは、頭の中が整理されていること。整理された頭には、ヴィジョンと展望が開けます。あなたが書類に埋もれていたら、人生になかなか進歩が訪れないでしょう。」書類と本が山積みになっている机の上を、時間を取って整理します。ほとんど見ることがないのに、取ってある資料や使わないガラクタを思い切って捨てます。ガラクタから自分を解放して、今と明日のために生きます。★『ガラクタ捨てれば自分が見える』カレン・キングストン著小学館文庫

2004.11.23

『御手洗冨士夫キャノン流現場主義』坂爪一郎著

「達成すべき目標を明確にしたいなら、数字で掲げるのが一番です。数値化するからこそ、それが単なる努力目標ではなく、本当に達成しなければならないものだということを示せますし、そこへ向けた具体的な方法論も見えてくるのです。」達成したい目標は、必ず数値化します。目標利益を数字で表すことにより、それを獲得するために、どのような活動を、何人で、何時間で、いくらの予算をかけてやるのかをハッキリさせます。期限までに、その目標が達成できない場合、違う方法で何をすればいいのかを考えておきます。★『御手洗冨士夫キャノン流現場主義』坂爪一郎著東洋経済新報社

2004.11.18

『ダンドリの達人に変わる本』中谷彰宏著

「『時が解決』するのは、何もしない10分ではありません。　何かをする10分を『時が解決』するのです。　悩む10分よりは、動く10分が解決します。」悩んでいるより、とにかく具体的に行動して、少しでもゴールに近づいていきます。考えていることと、言っていることと、やっていることを一致させていきます。そのために、できるだけ、考えたことをすぐに実行に移すようにします。どうすれば成果があげられるかというプロセスを考えて行動して結果を出します。★『ダンドリの達人に変わる本』中谷彰宏著　全日出版

2004.11.16

『ハワイプチ富豪の成功法則』ヒロ・ナカジマ著

「唯一自分を変えることが可能なのは、それまでの環境をいっさい振り捨てて、まったく違う環境に自分を放り出すことです。そうすれば新しい環境は自分の過去を知りませんから、自分の変化への願望を素直に受け入れてくれます。」今の人間関係や習慣にとらわれずに、どんどん新しい環境に積極的に変わっていきます。新しい環境に移ることにより、過去を引きずらずに、新しいことにチャレンジしていきます。自分が望んでいる環境に、移れるように、日頃から準備を続けていきます。★『ハワイプチ富豪の成功法則』ヒロ・ナカジマ著　アスコム

2004.11.11

『会社が放り出したい人１億円積んでもほしい人』堀紘一著

「私は。これから四年か五年かけてみんなで頑張れば、どうやら到達できるだろうという『中距離の夢』を掲げるのが、一番有効だと思っている。幸いにしてその夢が実現したら、また新たに四年なり五年で達成できそうな夢を考える。」５年後になっていたい状態を、できるだけ具体的に頭に描きます。はっきりイメージできるように、金額や人数などの測定可能な数値を明確にします。そのイメージを実現するために、いつまでに何をどのくらいのパワーをかけてやらなければならないかを、細かく計画に落とし込んでいきます。できるだけ選択肢はたくさん用意して、具体的に行動していきます。★『会社が放り出したい人１億円積んでもほしい人』堀紘一著ＰＨＰ研究所

2004.11.09

★『儲かる会社のつくり方』堀江貴文著ソフトバンクパブリッシング

「もしストックに頼ってしまうと、今度は経営者や社員のモチベーションがどんどん下がっていく可能性がある。固定収入に安住してしまうのだ。『もっと頑張って会社を大きくするぞ！』というモチベーションを高めていくためには、ストックは半分程度にしておいた方がいい。」固定収入に頼って満足せずに、常に新しい仕事をしていきます。そのために、新しい商品サービスの開発に時間とおカネを投資し続けます。収入が安定している時にこそ、次の手を考えます。３年後、５年後の目標をクリアできるように準備します。★『儲かる会社のつくり方』堀江貴文著ソフトバンクパブリッシング

2004.11.04

『スリッパの法則』藤野英人著　ＰＨＰ研究所

「スピード感があるということは、世の中を見る力があるということです。意思決定が速いということは、時代の流れを読んでいるということになります。間違いを恐れる必要はないと思います。」社会の流れに合わせて、すばやく対応していきます。いままでの常識を捨てて、時代の流れに合った対応に変えていきます。間違いを恐れて、常識にこだわり、時代遅れになってしまうより、常に具体的に行動し、変化させていきます。結果が間違っていたら、そこで修正していきます。★『スリッパの法則』藤野英人著　ＰＨＰ研究所

2004.11.02

『人生の目的が見つかる魔法の杖』西田文郎著

「変えられるのは状況ではなく、自分だけだ。　自分を変えることで状況も変わってくるというのが、　困難というものの性質である。」考えてばかりいないで、とにかく具体的に行動してみます。自分が行動することにより、まわりの流れを変えていきます。ときには、がむしゃらにやってみてから、目的と方向性を再確認します。悩んでいたり、話しているだけでは、何も変わらない。★『人生の目的が見つかる魔法の杖』西田文郎著　現代書林

2004.10.28

『日本で最高のサラリーを稼ぐ男たちの仕事術』田口弘著

「アウトソーシングしてみると、自前で独自に人を抱えて維持するよりも、はるかに効率がよいことが分かった。以後、マニュアルがあれば誰にでもできるような業務は、どんどんアウトソーシングすることにした。」社内でなんでもかかえて処理するやり方を、いったん否定してみます。手順を見直して、標準化し、効率的なやり方にしてから、アウトソーシングを検討します。コアな仕事以外については、積極的に外部の協力を要請していきます。★『日本で最高のサラリーを稼ぐ男たちの仕事術』田口弘著

2004.10.26

『もう決断力しかない』スティーブン・Ｐ・ロビンズ著

「すでに発生したコストではなく将来の利得とコストだけを考慮するようにすれば、より効果的な意思決定ができるはずだ。なぜなら、今日下す決断は将来にしか影響を与えることができないからだ。」これはいくらで買ったとか、すでに多額の投資をしてきたとかを考えて、もったいないという理由で、ガマンして使い続けることをやめます。将来どちらがいい結果を生むかを考えて、損切りもしていきます。環境や条件が変わったら、それに対応して、将来のために意思決定していきます。★『もう決断力しかない』スティーブン・Ｐ・ロビンズ著

2004.10.21

『人生における成功者の定義と条件』村上龍著

「環境が変わっている中で自ら変わらなければ、取り残されてしまいます。成功して業績を上げるためには、常に変革しなければならないのです。自問自答し、切磋琢磨し、常に変わることです。（社長・ＣＥＯ●カルロス・ゴーン）」環境の変化を感じるために、現場を見て、お客様と話し、先輩の話を聴き、本を読みます。環境の変化にどう対応すべきかを、自分で考えて、行動し、結果をデータで検証し、フィードバックします。何をやるべきかを考え、やらないものは捨てていきます。★『人生における成功者の定義と条件』村上龍著　ＮＨＫ出版

2004.10.19

『ココロでわかると必ず人は伸びる』木下晴弘著

「そのとき、新人に言うのである。『見てみい、お金払うてもらい、頭下げてもらい、涙流して先生、先生って呼んでくれる。お前、こんなにしてもらって仕事がきついとか思うたらバチ当たるよ。わかるか？講師って、ええ仕事やなあ。」感動されて、感謝される仕事を目指します。まず、聞いてもらうために、内容を興味のわく、面白いものにします。そして、お客様が忘れかけているものを伝えていきます。『ココロでわかると必ず人は伸びる』木下晴弘著

2004.10.11

『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』城繁幸著

「つまり、『成果主義』が私たち日本人に問いかけるものは簡単だ。あなたは本当に自分で考えて、自分で成長してきましたか？『成果主義』は、私たち日本人に、私たち自身の『成熟度』を問うているのだ。」常に高いパフォーマンスを提供することを、心がけて行動します。そのために本当に成果の上がる仕事に集中します。仕事をとおして、自分を成長させ、夢を実現させます。『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』城繁幸著

2004.10.10

『ビジネスマンの説得できる話し方』箱田忠昭著

「その失敗のほとんどは、事前の準備不足が原因で起きているのです。『段取り八分に実行二分』といわれるように、プレゼンテーションが成功するかどうかの80パーセントは、準備で決まります。」仕事の前に、まず頭の中でできるだけ具体的に作業工程をシュミレーションしてみます。そして、資料などの準備が整ったら、実際に、口、手、足を動かして、本番前のリハーサルを行ないます。最後に想定問答を準備して、本番にのぞみます。『ビジネスマンの説得できる話し方』箱田忠昭著

2004.10.07

『仕事は”要領”！』和田秀樹著　KKベストセラーズ

「従来の手法にとらわれているなら、この『不確実性の時代』を乗り切ることはできないだろう。既成概念を取り払うことと、『思考』から『試行』へというプロセスの重要性を認識したい。それが現状を打破する第一歩となる。」考えてもわからないことは、とにかくまずやってみます。仮説を立てて実行し、その結果を検証して分析します。やり方を変えて、もう一度やってみます。具体的に行動し、具体的な答えを出すことを心がけます。『仕事は”要領”！』和田秀樹著

2004.10.05

『頭は３週間で良くなる』ウィン・ウェンガー著　三笠書房

「読書が、神経学的に見ても、また精神生活のうえからも有益であることは、どんなに強調してもしすぎることはない。人類の価値ある体験・観察・思想・感情・抱負のほとんどすべてが、活字となって記録されてきたのである。読書をすることで、あなたは人類のうちでもっとも優れた知能に触れることができるのだ。」興味のある本をとにかく毎日たくさん読んで、知的な刺激を脳に与え続けます。★『頭は３週間で良くなる』

2004.09.29

『101人の起業物語』竹間忠夫他著　光文社

「誰にも当てはまる『成功の法則』rule of successなどは、存在しないのだ。存在するのは、実際に成功者がいて、その人は、ある時点で新しいビジネスモデルを思いつき、それを実行したput into practiceということだけである。」業界の常識にとらわれずに、お客様が困っていることに対して、新しいコンセプトで、新しいサービスを展開していきます。自分のビジネスモデルに自信を持ち、あきらめずに行動していきます。『101人の起業物語』彼らはなぜ成功したのか？

2004.09.25

『定跡からビジョンへ』羽生善治、今北純一著　文芸春秋

定跡からビジョンへ「勝負の世界では『これでよし』と消極的な姿勢になることがいちばん怖いのです。常に前進を目指していないと、そこでストップし、後退が始まってしまうのです。」現状に妥協しないで、より高い目標を設定し、行動し続けます。常に、貪欲に知識を吸収し、自分のアイデアと結びつけ、実践していきます。一歩先のことを考え、次の手を打っていきます。「その定跡をただ記憶するだけでは実践であまり役に立ちません。そこに自分のアイデアや判断をつけ加えないと自分の中に吸収できずに実践で生かせないのです。」

2004.09.22

『ゼロから億万長者になる法』シャロン・マクスウェル・マグナス著

ゼロから億万長者になる法誰にでもある金持ちマインドの育て方「どの世界であってもそうですが、おそらく起業家がもっともねばり強いといえます。たいていの人がやめたいと投げやりになるようなときも、彼らは進み続けるからです。見込みが少ししかなくても、彼らはただひたすら前進するのです。」絶対に成功するという信念を持って、あきらめずに行動します。失敗するのを恐れて、やらないより、具体的に行動して、結果を自分で検証します。やらなかったことを後悔しないように、今行動して、次につなげていきます。

2004.09.16

『成長し続ける会社』マイケル・トレーシー著　日本経済新聞社

成長し続ける会社「事業の強み」で飛躍する５つの法則「企業に対するロイヤリティーを持つ顧客など存在しない。顧客がロイヤリティーを示すのはただ一つ、最高の価値（ベスト・バリュー）に対してだけである。もし顧客が別の企業により高い価値を見出したら、彼らはそちらに移るだろう。」顧客ターゲットを絞って、市場を限定します。限定した顧客に対して、自社の付加価値をわかりやすくアピールしていきます。どこが他社と違うのか、どんなメリットがあるのか、ということを、わかりやすく、具体的に示していきます。探してもらえるのを待っているのではなく、こちらから積極的に、定期的にアピールし続けます。

2004.09.14

『掟破りの成功法則』夏目幸明著　ＰＨＰ研究所

掟破りの成功法則破天荒創業者のマジ語り「人生にはいろんな”壁”がありますやろ？鉄の壁、板でできてる壁・・・なかには『実は紙』いうのもあるはずや。これが立ちふさがった時、どうしたらいいと思います？力一杯ブッ叩くんです。そら、痛みで目を回すこともあるけど結局叩かんとどんな壁かはわからんのです。」壁を恐れずに、まず行動でぶつかっていきます。ぶつかってみて、考えて、また行動します。他でうまくいっているケースも取り入れていきます。まず、常識と思い込んでいる価値観の壁をブッ叩きます。

2004.09.10

『社長業、代行します。』野田榮一著　あさ出版

社長業、代行します。私は社長代行業。あなたの会社を、黒字に変えます！「どんな会社にも、ムダは必ずある。今はなくても、必ず出てくるものだ。そのムダを見つけて、どのように効率よく運営していくかが大切なのである。業種や業態が違っても、この基本は変わらない。」人、カネ、モノ、時間のムダが生じていないかをチェックします。利益を獲得するために活用している資源の効率をデータで検証し、常に改善をはかっていきます。資源の配分がまちがっていないかを、四半期ごとに見直していきます。

2004.09.08

『人口減少経済の新しい公式』松谷明彦著　日本経済新聞社

「人口減少経済」の新しい公式「縮む世界」の発想とシステム「つまり需要の大きさは、基本的には全労働者の賃金の合計である賃金総額の大きさによって決まる。労働力が増加基調にあれば賃金総額は当然増加するから需要も増加する。逆に、労働力が縮小する場合には需要も縮小する。」人口が減った場合、自社のビジネス、お客様のビジネスにどのような影響がでるのかを予測します。労働力の減少にともなう需要の減少、生活必需品の市場規模減少などを想定し、ビジネスの方向性、組織のあり方、設備投資等について、シミュレーションしておきます。

2004.09.03

『カリスマ社長が教えるこの先稼げる人ずっとだめな人』小山昇著青春出版社

カリスマ社長が教えるこの先稼げる人ずっとだめな人「スピードとは、一つの仕事をいかに早く進めるかではなく、一番新しい仕事にいかに速やかに着手するかということなのです。その能力がある人が仕事ができる人なのです。」仕事には、完璧さより、スピードを重視します。より早く、新しい仕事にチャレンジできるように対処していきます。だからといって、仕事の手を抜くのではなく、お客様の満足度を確認しながら、一定の品質とサービスを維持していきます。自己満足のような仕事で100％を求めないようにするということです。

2004.08.31

『失敗の本質』戸部良一他著　中公文庫

失敗の本質日本軍の組織論的研究「いかなる軍事上の作戦においても、そこには明確な戦略ないし作戦目的が存在しなければならない。目的のあいまいな作戦は、必ず失敗する。」ターゲットを絞って、目的と戦略をはっきりさせてからスタートします。まず、ゴールを明確にし、現状とのギャップを認識ます。そのギャップを取り除くために、戦略を考え、具体的な戦術を練り、リソースをそろえます。うまくいかなかったときのために、３つぐらい違う方法を準備しておきます。

2004.08.24

『やっぱり変だよ日本の営業』宋文洲著　日経ＢＰ企画

やっぱり変だよ日本の営業競争力回復への提案「営業の本質は『売る』ことではなく『知る』ことにあります。『今、何が起きているか』『何を提供すれば顧客が得するか』を知ることが、営業の本質です。これを知れば、営業は八割がた達成しているようなものです。」お客様の立場になって、お客様の真の利益を考えます。お客様にとって価値がない商品・サービスについては、勇気を持って、捨ててしまいます。お客様を絞り込んで、いままでにないやり方で、限定したサービスを提供していきます。

2004.08.19

『ナンバーワン企業の法則』Ｍ・トレーシー他著　日経ビジネス人文庫

ナンバーワン企業の法則勝者が選んだポジショニング「今日ではいかなる企業も、すべての人にすべてのことを与えようとしては成功できない、ということだ。成功するには、その企業だけが、ある選ばれたマーケットに提供できる独特の価値を発見しなくてはならない。」自社の特徴、強みを考えて、価値が最高になるようなサービスにパワーを集中させます。その価値を認めてくれる顧客だけに絞り込んでいきます。他社と同等以下のサービスは、思い切って見切りをつけて、退路遮断でのぞみます。

2004.08.12