私流中国語(2)
今、NHKラジオを聞きながら書いてます。こないだ原稿を読んでみたけど、単語はちゃんと覚えれてないし、記事を読んでると言うより、漢字を発音してるって感じでした。ニュースの記事には、口語には出てこない単語や表現があるので、そういう漢字は見たら意味がわかるけど、ラジオを聞いてる段階では何のことやら・・・でもそれを理解してないと、中検2級以上はちょっと難しいですよね。今のところ、検定を受ける予定はないのですが。何度も言うのですが、私は中国語の「音」が好きで勉強を始めました。最初NHKテレビ講座の講師は北京人、専門学校の講師もほとんどが北京人でした。基礎の段階を北京人の発音を聞いて勉強できたのは本当にラッキーでした。そんな箱入りで育ってきた私、留学を終えてすぐに大阪の貿易会社に就職しました。そこで聞いた中国語は・・・かなりショックでした。「こんな中国語が通じるの」日本人の営業マンでしたが、全部カタカナで書き取れる中国語でした。でもしっかり中国人と会話できている。その時、あまり正確な発音にこだわりすぎてても、意味がないんだなと思いました。ただ、最初から適当にやってしまうと、そのクセは会話が出来るようになってからだとなかなか修正しにくいものなんですね。簡単な発音のコツなんですが、「母音を大げさに発音する」と、結構それらしく聞こえますよ。中国語の母音 a o e i u v (yuの記号が出ないので、"v"で代用しました)これは、口の開け方が大きい順に並んでいます。"a"は日本語の"あ"よりかなり大きく開けて発音します。"u,v"は日本語の"う"よりもっと口を小さく。"o"と"u"は口の中には大きな空洞を作って音を響かせるように。といった具合です。母音だけでも日本語のアイウエオとはこんなに違うんですよねー。だから、ピンインをカタカナで書くのは×です。間違ってもいいから聞いた音をピンインで書いておいて、あとで辞書を引いて正しいピンインと発音を覚えればいいんです。今は電子辞書で発音までやってくれるのがあるみたいですね。便利な世の中になったもんだ・・・。