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カテゴリ:ボルドー:カスティヨン
ボルドー コート・ド・カスティヨン セニョール・デギュイユ2006 Seigneur D'aiguilhe ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵 Comtes von Neipperg メルロー80% カベルネフラン20% アルコール度13.5% 輸入:重松貿易株式会社 購入価格:1869円 色はやや濃い目の紫。 香りはブラックベリー、カシス、プラム、革、インク、カカオ? 味は渋味と苦味を伴う甘味。余韻に酸味と渋味。 抜栓30分弱で渋味と苦味。余韻に苦味を伴う薄い酸味と薄い甘味。 良いねコレ!! シャトー・フォンガバンよりも完成度高いんじゃない!?(飲み頃時期のズレの問題もあるだろうけど) まず香りが良い。ベリー系果実による正統派ボルドーの香りに革やインクの奥行きが加わる。 味もストレートに渋味を基調としバランスが高度に取れてて、ブランデーの様な一面が見られる時も。 特に余韻の微かな甘味の存在感が全体を整えてて、高級感の向上に大きく働いてくれてる。 ボルドーワインに理解のある人でこの味を悪く言う人はまずいないはず。 それはそれで、このストレートで綺麗な味が人によってはシンプル過ぎる味と思う人もいそうではあるかもw。 間違っても不味いと言う人はいないだろうが、飲み手の経験値(ワインは好きでもまだ自分の好み・基準が把握できてない位のレベルの人)によっては感動の度合いが小さくなるな。 抜栓30分弱で抜栓直後からの味の厚みが薄れ気味。 渋味一辺倒な傾向に変化して当初の高級感が少しずつ削れてくる。 味の安定感は流石に値段なりにブレる所があるか・・・。 まぁ香りと深みは変わらないので、この味の変化だけで大きな減点にはならないが。 この価格ではかなり高級感を感じる香り。ほぼ飲み手を選ばない優れた味の強さとバランス。 いわゆる“ボルドー右岸のワイン”の良い所を集めた様な味。 今飲んで美味しい、そしてこのバランスなら現在から2年後の変化も期待できそうな感じ。 1869円なら値段相応。抜栓直後の状態を維持出来れば値段以上の評価でもいい。 時間経過後でも香りだけなら質感は衰えない。 味の安定感とさらなる深みが伴えば2600円以上も不可能ではない。 ★楽天検索 セニョール・デギュイユ★ キタザワ セニョール・デギュイユ2006 1344円 というわけでキタザワの円高還元セール1344円というのは驚異的な価格設定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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