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カテゴリ:チリ
チリ コルチャグアヴァレー コノスル・ピノノワール・コンバージョン2008 ConoSur PinotNoir Conversion コノスル ピノノワール100% 4~10ヶ月樽熟成 1ヶ月のステンレスタンク熟成 アルコール度14.2% 輸入:株式会社スマイル 購入価格:944円 ラベル画像は2006から同様なので流用。 色は透き通った紫。 香りはプラム、グレープフルーツ、梅干し、キャンディー、紅茶(ダージリン?アッサム?)、煙? 抜栓1時間でブラックベリー、砂糖水、グレープフルーツ、カモミール、麦焼酎? 味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に苦味と薄い甘味。 2008年は随分パワフルな味にしてきたな。 新しいしまだ味には硬質感が強いが、バランスは良い。 2006年と同様にアルコール度が14%強に戻ったからか、余韻の伸びも出てきてる。 おそらくアルコール感による(?)余韻だから粗さはあるが、口当たりにもある力強い印象の演出には寄与してて悪い様には感じない。 ビオ臭っぽい酸っぱい香りが出てくる時があるが鼻につく程キツいものでもない。十分許容範囲内。 キャンディーっぽい軽い香りがあると思ったら紅茶の様な深みを感じる香りも出たりで面白い。 バランスは良いが目を見張る所は最初のインパクトだけで、味本体に注意して飲むと軽薄さが抜けきれない部分もある。 それをカバーするための最初のアタックと余韻の伸びなのかもしれない。 抜栓1時間で香りが少々薄っぺらくなった気がする。 でも1000円前後という価格を考えれば、気にする方が負けレベル。1000円弱でよくやってくれてる。 味に軽さ・硬さはあるが、突出要素は無くバランスは良い。香りもそこそこイケる。 今飲んでもそれなりに、向こう数年の将来性も期待できる立派な出来。 1~2年経過して硬質感が和らいできたら、別のワインへと進化しそうな気配も感じる。 チリのピノノワールとしては極めて優秀。 値段以上。 1500円以上でも納得。 2008年は当たり。 200cc強残して次の日(23時間後) 香りはよりシンプルにブラックベリー、白砂糖、レモンティー(キリン午後の紅茶レモンっぽい)。 味は渋味が抜けてほぼ葡萄味の水。でもスカスカってことはなく、果実感は結構残ってる。 良くも悪くもバランスの良さが働いてて、弱い味をかき集めつつも味の最後の一線は踏み留める。 口当たりと余韻の特徴は弱体化。しかし香りはいくらか生き残ってるので、これはこれで変なクセはなく悪くない。 初日の方がパワフルで分かりやすく楽しめるが、2日目は打って変わって大人しい静かな味に。 ヴィンテージの記載されたシールの文面がややチェンジ。 2008・・・Grown according to sustainable agriculture practices 環境への配慮を継続した農業を行って栽培されています。 2007・・・Wine made from grapes in conversion to organic agriculture 有機農業に転換した葡萄から作られたワインです。 ★楽天検索 コノスル ピノ コンバージョン★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/02/27 04:02:48 AM
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