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カテゴリ:南アフリカ
南アフリカ 西ケープ州 KWVヌーヴォー・ルージュ2009 KWV nouveau rouge KWV社 ピノタージュ65% メルロー35% アルコール度14% 輸入:国分株式会社 購入価格:680円 色はややくすんだ薄く透き通った紫。 香りはカシス、イチゴ、チェリー、チョコレート、キャンディー? 味は渋味と甘味。余韻に苦味と軽い酸味。 フルーティーな香り。 口当たりは軽めで味もやや軽薄な感じがあるが、バランスは良い。 濃い味傾向のボジョレー・ヌーヴォーにもこういう類のワインはよく有りそう。 派手目の香りに軽い渋味と、そこに酸味や薄い甘味を乗せて形を作る。 高めのアルコール度の割りに余韻はそれ程出てこない。 甘味感にやや人工的なものを感じ、不自然な印象がある。 妙に甘ったるさが後を引き、ワインというより悪い意味でジュースっぽい。 以前飲んだ、フェルナン・ラロッシュのボジョレー・ヌーヴォーにも近い味。 むしろ味の“つくり”がわざとらし過ぎて、逆に違和感無いw。 まぁ飲み易いワインではある。 味は軽めで渋味は穏やか、甘味が後から包んできて綺麗なバランス。 良くも悪くも“ヌーヴォー”の特徴を活かした赤ワイン。 一応、値段以上。 ボジョレー・ヌーヴォーの事を思えば、600円台で新酒がこれ位の味を出せてれば何も悪い事は無い。 ヌーヴォー補正込みで言えば900円位は出せそうな気がする。 約350cc残しで次の日(開栓後19時間経過) 香りはさほど変わらず。チョコっぽさが増した気もする。 口当たりに軽さは残るが、全体にいくらか厚みが出てきて初日よりボリュームを感じられる様になってくる。 でも渋味は結構抜けてきてて甘味が主になり、余韻の酸味や苦味も変に出しゃばって来て美味さは減退。 渋味が弱くてチョコ系の甘味が強く出る、何だか箱ワインに近い鈍重な味に。 渋味を抑えてチョコっぽい味と香りで重さと厚みを作る、アメリカ向けの安メルローや安シラーに近い印象。 初日の良い意味での味の軽さとバランスを考えると、2日目は平凡で面白くない。 初日の軽い味を楽しんでそのまま飲み切るのを推奨。 ★楽天検索 kwv ヌーヴォー★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/06/22 04:06:34 AM
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