|
カテゴリ:イタリア:トスカーナ州
イタリア トスカーナ州 DOCGキアンティ・クラシコ キアンティ・クラシコ・リゼルヴァ・ロッカ・グイッチャルダ2007 Chianti Classico Riserva Rocca Guicciarda バローネ・リカーゾリ Barone Ricasoli サンジョヴェーゼ、その他 割合不明(サンジョヴェーゼ95%?) バリック樽とトノー樽熟成16ヶ月(裏の解説ラベルにはフレンチオークで20ヶ月と記載) 輸入元のサイトでは、樽熟の後にさらに瓶熟3ヶ月 アルコール分13.5% 輸入:有限会社フードライナー 購入価格:2384円 色は綺麗な紫。 香りはカシス、ブラックベリー、インク、アンズ、シナモン、バニラ、香酢(中国黒酢)?チューリップ? 味は薄い渋味と薄い酸味。余韻に軽い苦味と渋味を伴う薄い酸味。 それほど強い味ではないな。 香りもやや生臭いニュアンスは感じれど、いかにも標準的赤ワイン。 アタックは控えめだが、かといって余韻が伸びるというわけでもない。 渋味と果実味は意外と大人しく、飲み易い味なのは確か。 軽目の味わい故の物足りなさは、香りで ある程度サポート。 最初に感じた生臭さはすぐに消え、インクや黒ベリーっぽい香りがメインの香道を通っていく。 だが味だけなら、悪く言えば水っぽいとも言える。 とにかく酸味が不明瞭で、この香りの出方にしては味が妙に薄っぺらい。 薄いなりにも渋味が有るから ワインらしさこそ感じられるが、それで「美味さ」を生み出してるとは言い難い。 香りだけはギリギリで踏ん張ってくれるのが救いだが、トータルの味がスカスカで全く飲み応えを感じられない。 なんか、全体的にイマイチだな。 香りはそこそこ幅は有れど、味に勢いを感じず、ちょびっと酸っぱ苦いだけの赤い水状態に近い。 自分なりに「キャンティは当たり外れが激しい」と分かってたつもりだったが、見事にハズレを引いたという事か。 ちょっと香りに見所の有る、ガブ飲みワインの延長。 これをバローネ・リカーゾリのトスカーナワインと思いたくない。 値段以下。 多分 瓶差でハズし、おかしな熟成をしたボトルに出くわしただけだと思いたい。 これが状態異常無しであったら、2000円台中盤の価格設定は強気に過ぎる。 ハズレボトルであると考慮しても、精々1300円レベルでなければ納得いかない。 同じバローネ・リカーゾリなら、1500円前後でカンポ・チェーニを買った方が遥かに高コスパ。 ★楽天検索 バローネ ロッカ★ 楽天扱い約10件 2257円~2793円 平均2600円前後 ハズレる可能性も有り。 今回のボトルを飲んだ限りにおいては だが、胸を張ってオススメは出来ない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/05/09 12:20:21 AM
コメント(0) | コメントを書く
[イタリア:トスカーナ州] カテゴリの最新記事
|