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カテゴリ:南アフリカ
南アフリカ マン・ピノタージュ2010 Man Pinotage マン・ヴィントナーズ Man Vintners ピノタージュ85% シラーズ13% ヴィオニエ2% ステンレスタンク醸造 ワインの20%をアメリカンオーク樽熟成6ヶ月(新樽率25%)(PDF) アルコール度14% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:780円 色はやや濃い紫。 香りはブラックベリー、インク、杉、黒胡椒、巨峰の皮、土?グレープフルーツの皮? 味は軽い渋味と酸味。余韻に苦味と苦味を伴う酸味。 結構イケる。 渋味は有るがサラっとしてて飲み易く、酸味が後から伸びてくる。 香りの出方は少々粗いが、価格なりといえば納得いくレベル。 意外と2%のヴィオニエが効いてるのか、酸味がグレープフルーツジュースみたいな感じ。 このジュースっぽさが渋味を押し流し、フルーティーな雰囲気を出す。 ガブ飲みワインの範疇ではあるが、酸味と少しのアルコール感とで厚みも演出。 香りの土っぽい要素と余韻の苦味が合わさると、やや汚い感じに持ってかれそうになる。 思いの外 苦味が長引き、しつこい印象も有るのが難点。 このワインで 苦味の存在は特に良い方向に働いてる様には思えないが、酸味が何とか明確なので、まだ苦味への意識を逸らせる事が可能になってる。 総合的には、なかなか美味しいワインだった。 フルーティーで飲み易く、渋味あっさりで万人向け。 香りがやや雑で味を乱し易いが、味の乱れは料理が一品有れば無視出来るレベル。 料理は鶏肉系のシンプルな肉料理に向いてる。 焼き鳥ならタレでも塩でも、どちらでもOK。 ワインの酸味との共通項を探るつもりで、鶏竜田揚げに醤油マヨネーズ や おろしポン酢とかなら最適。 あんまり滋味深い肉だとワインと噛み合わない。 値段相応。 でも、下手なラングドックのワインよりは味に見所を感じられ、飲み易さも上々。 ガブ飲みワインとして、780円なら悪くない。 500ml残しで開栓約20時間経過。 香りも味も大差無し。 余韻の苦味を引き摺り易い点も変わらずで、これはこれで安定してるとも言える。 2日目になると、この余計に感じた苦味も酸味の出しゃばりを抑える役割が有ったのだと思える様になった。 良い意味での「酒入り葡萄ジュース」感は向上していて、美味さは安定。 普段からのガブ飲み用には価格も低めで手に入れ易い。 ピノタージュ主体のワインの導入としては好感触。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/03/12 01:14:30 AM
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