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カテゴリ:南アフリカ
ささだあきら さんからのネタ振り(?)に触発されてw飲んでみた。 チリカベをチョイ濃くしたっぽい印象とのことだが、・・・・・・ 南アフリカ WOウェスタンケープ クマラ・ピノタージュ・シラーズ2010 Kumala Pinotage Shiraz クマラ社 Kumala ピノタージュ、シラーズ 割合不明 アルコール度14% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:680円 色は透き通った紫。 香りはブラックベリー、灰、カカオ、緑茶、豚レバー、唐辛子、土?墨汁? 味は薄い渋味と苦味を伴う酸味。余韻に薄い苦味。 自分の感想では、同価格のチリカベよりも もっと軽薄な味わい。 甘味が弱く、それでいて香りが味のイメージと一致し辛いのが原因かも。 ピノタージュの特徴なのか、香りに果実感が乏しく、香りによる味の伸びを感じにくい。 これはこれで軽さ故の飲み易さは有る。 あえて甘味の出力を無視し、酸味と苦味を基礎に据えて、そのまま通した感じ。 同価格帯のチリと比べても、違いがあまり無さそう。 かつて飲んだヴィニャ・マイポ・カベルネ・メルローに近い味と香り。 香りに苦味を助長する感じの要素が多く、どうも葡萄の果実味が殺され気味。 香りの分だけ苦味が強く強調され、綺麗さが無い。 有っても弱くて、酸味と苦味がゆらゆら動くだけで起伏が弱く、飲んでて飽き易いタイプ。 マン・ピノタージュの方が酸味に勢いが有る分だけ、その辺の苦味をカバーする力が有ったが、このワインだとそういう働きを期待するのは困難。 総合的にはワンコインレベルのガブ飲み赤ワイン。 香りがもっと綺麗な内容だったら、軽いなりに もう少し美味しく感じられただろうけど、そうもいかなかった。 シラーズの雰囲気はあまり感じられないし、何か味の洗練度が足りない半端な出来。 とりあえず、時間経過で変化が無いのは認める。 あまり合う料理が思いつかない。 チキンカレーに醤油かソースをかけたものになら、香りを気にせず、上手くワインの味も捌いてくれそうな気がする。 ワインの香りと苦味に負けず、むしろコントロール出来るものを推奨。 ワイン単独では、あまり美味さが分からない。 一応、値段相応。 ワンコインのガブ飲みワインに、「ピノタージュ」「南アフリカの安ワイン」という付加価値が付いただけ。 もっとピュアで美味しいピノタージュワインを飲まないと、ピノタージュの良さは分からないものだろうか!? 自分がピノタージュを飲み慣れてないだけ というのを考慮しても、このクマラはあまり好きなタイプではなかった。 500ml弱残しで次の日(開栓約20時間経過) 香りは灰っぽさとカカオの要素が強まった感じ。土臭さは ある程度抜けた。 味は大差無し。 香りから土臭さが抜けた分だけ、いくらか綺麗さは増したかもしれない。 飲み易さはそのままで、味のコクの無さは短所でもない。 国籍は関係無い、良くも悪くも軽めのガブ飲みワイン。 ★楽天検索 クマラ ピノ シラ★ 楽天扱い約8件 890円~1029円 平均900円前後 楽天では900円弱からか。これなら、もう100円~200円足して別のワインを買いたい気分。 このワインを飲んでピノタージュかシラーズと分かる人はいないだろうと思う。 ギリギリで、ラングドックのサンソーと答える人はいるかもしれない。(グルナッシュやカリニャンと比べると香りや甘味が不明瞭なので) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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