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カテゴリ:南アフリカ
南アフリカ ウェスタン・ケープ州 ステレンボッシュ地区 ステレンボッシュ・シャルドネ2010 Stellenbosch Chardonnay ニール・エリス社 Neil Ellis シャルドネ100% 自然酵母でトノー樽発酵(新樽率33.3%、古樽率33.3%)、 残りをシュール・リーでステンレスタンク発酵6か月(?) 樽熟成6か月 アルコール度13.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:1480円 色は薄く黄緑がかった薄い黄色。 香りは火打石、石灰、ピーナッツ、バニラ、グレープフルーツの皮、煎餅?古い油? 味は苦味と甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 かなり強い火打石的な香り。 蜜感は有りそうで無い。 味は苦味基調だが、余韻の苦味と甘味の出方がドイツワインっぽい伸び方。 味と香りのイメージは一致しており、火打石香の強さに違和感は感じない。 分厚い苦味が飲み応えを打ち出す 辛口タイプだが、余韻の甘味がソフトに落ち着き、これが ふくよかさを演出。 40分以上の時間経過(温度上昇)にも変化は軽微で、意外と(?)安定傾向。 これはこれで厚みも有って美味しいんだけど、もう少し蜂蜜っぽさ(或いは明快な甘味要素)が出てると良かった。 去年飲んだ2004年ボトルも蜜っぽさは(有ったけど)控えめだったし、これはこのワインのタイプか・・。 香り抜きの味本位で、純粋に辛口ワインとしてなら かなり上出来の味。 熟成によって多少は蜜感も出てきてくれるのかもしれないが、期待はしていない。 総合的には、しっかり樽の効いた辛口白ワイン。 香りには少々好き嫌いも出そうだが、味に関しては、これはこれでニュートラルで万人向け。 熟成による伸び代は有るものの、このワインはあまりそれは期待せずに、こういう「辛口樽系シャルドネワイン」として そのまま楽しむのが正解な気がする。 料理は鶏肉料理以外に、意外と赤身の生魚にも合うと思う。 アブラっこい料理にも きちんとハマってくれる。 ワインの香りが強いので、多少香りの強い料理にも上手く合いそう。 値段相応。 今回のこの樽感と辛口っぷりを思うと、1500円弱は納得のレベル。 コストコだと1200円弱で買えるらしいので、その分コスパは上昇。 軽めのマコン、という評価は大きく変わらず。 かつては競合関係になると思ったモンテス・アルファ・シャルドネだが、このステレンボッシュ・シャルドネが1000円台前半相応レベルに落ち込むのなら、やはりモンテスが1ランク上に返り咲き。 もちろん好みの問題は有るが、モンテス・アルファ・シャルドネの蜜感とナッツ感はやはり格が違ったw。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/21 01:48:28 AM
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