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ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

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2012/08/20
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カテゴリ:南アフリカ
Neil Ellis Stellenbosch Chardonnay 2004.jpgNeil Ellis Stellenbosch Chardonnay 2004 glass.jpg

 南アフリカ ウェスタン・ケープ州 ステレンボッシュ地区
 ステレンボッシュ・シャルドネ2010 Stellenbosch Chardonnay
 ニール・エリス社 Neil Ellis
 シャルドネ100%
 自然酵母でトノー樽発酵(新樽率33.3%、古樽率33.3%)、
 残りをシュール・リーでステンレスタンク発酵6か月(?)

 樽熟成6か月
 アルコール度13.5%
 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:1480円


色は薄く黄緑がかった薄い黄色。
香りは火打石、石灰、ピーナッツ、バニラ、グレープフルーツの皮、煎餅?古い油?
味は苦味と甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。


かなり強い火打石的な香り。
蜜感は有りそうで無い。
味は苦味基調だが、余韻の苦味と甘味の出方がドイツワインっぽい伸び方。

味と香りのイメージは一致しており、火打石香の強さに違和感は感じない。
分厚い苦味が飲み応えを打ち出す 辛口タイプだが、余韻の甘味がソフトに落ち着き、これが ふくよかさを演出。
40分以上の時間経過(温度上昇)にも変化は軽微で、意外と(?)安定傾向。

これはこれで厚みも有って美味しいんだけど、もう少し蜂蜜っぽさ(或いは明快な甘味要素)が出てると良かった。
去年飲んだ2004年ボトルも蜜っぽさは(有ったけど)控えめだったし、これはこのワインのタイプか・・。
香り抜きの味本位で、純粋に辛口ワインとしてなら かなり上出来の味。
熟成によって多少は蜜感も出てきてくれるのかもしれないが、期待はしていない。

総合的には、しっかり樽の効いた辛口白ワイン。
香りには少々好き嫌いも出そうだが、味に関しては、これはこれでニュートラルで万人向け。
熟成による伸び代は有るものの、このワインはあまりそれは期待せずに、こういう「辛口樽系シャルドネワイン」として そのまま楽しむのが正解な気がする。


料理は鶏肉料理以外に、意外と赤身の生魚にも合うと思う。
アブラっこい料理にも きちんとハマってくれる。
ワインの香りが強いので、多少香りの強い料理にも上手く合いそう。

値段相応。
今回のこの樽感と辛口っぷりを思うと、1500円弱は納得のレベル。
コストコだと1200円弱で買えるらしいので、その分コスパは上昇。


軽めのマコン、という評価は大きく変わらず。
かつては競合関係になると思ったモンテス・アルファ・シャルドネだが、このステレンボッシュ・シャルドネが1000円台前半相応レベルに落ち込むのなら、やはりモンテスが1ランク上に返り咲き。
もちろん好みの問題は有るが、モンテス・アルファ・シャルドネの蜜感とナッツ感はやはり格が違ったw。





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最終更新日  2012/08/21 01:48:28 AM
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