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カテゴリ:ボルドー:カスティヨン
もらいもの そういえば最近ボルドー飲んでなかったなぁ。 ボルドー カスティヨン・コート・ド・ボルドー シャトー・ラ・ピエリエール2009 Chateau La Pierriere オリヴィエ・ド・マルシヤック Olivier de Marcillac メルロー60% カベルネソーヴィニヨン20% カベルネフラン20% アルコール分14% 輸入:株式会社グッドリヴ 参考価格:1400円前後 色はやや透き通った紫。 香りはインク、ブラックベリー、革、土、鉛筆、ピーマン、餡? 味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に苦味と渋味。 ストレートな、正統派右岸ボルドー。 渋味を基礎に苦味混じりの酸を乗せる。 渋味基調のワインにしては飲み易さが有り、苦味の中にあって酸が起伏を作ってくれる。 コクと軽さを上手く両立している様で、カスティヨンらしい万人向けの分かり易さ。 苦味が目立つが、土地の特徴の範囲内とも言えるし、しつこい出方でもない。 果実感こそ乏しいが、飲み頃を過ぎたメドックワインよりも個性と存在感が見られる。 飲んでて、苦味が思ったより強く出てる気がする。 多分インク、土、鉛筆の香り要素が苦味の印象を強めているのだと思う。 カシス、アンズ、バニラといった、甘味を連想する香りも出てくれれば、足りない甘味感を補填してもっとバランスが取れたはず。 総評としては、比較的飲み易い右岸ボルドー。 渋味や苦味が苦手な人には向かないが、右岸ボルドーとしてはどこまでも正統派で、ボルドーファンなら素直に受け止められる。 90分以上の時間経過でも変化は無く、安定感は なかなか。 抜栓150分程で、渋味が大分ユルくほどけてきた。 香りもカカオやカラメルの様な、粉っぽさを出しつつも甘い雰囲気が出てきて、 高級感が大いに増してくる。 最初から この味と香りならかなり感心するところだが、思い通りにはいかんな。 意外と料理には合わなそう。 単なる牛肉料理とかでは、ワインの美味さにも料理の美味さにも貢献しないと思う。 シンプルに、スパイシーな焼き鳥とか、チーズになら悪くない感じ。 ギリギリ値段相応。 最初は1280円位と言われても納得出来そうなものだが、150分経過後は1680円レベル以上の働きを見せてくれた。 分かり易さと時間経過の安定~向上の分だけゲタが伸びた。 ★楽天検索 ピエリエール★ 楽天扱い約3件 Wine-netで1290円 ボンルパ1330円 ドリンク屋で1890円(売り切れ) カスティヨンは右岸ボルドーの中でも安ウマワインがひしめいてるので、コスパを考えると少々分が悪い。 1000円以下なら立派なところだが、1300円超えたら標準以下。 自分なら、セニョール・デギュイユ か シャトー・ド・クロットを買う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/09/14 01:33:56 AM
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