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カテゴリ:南アフリカ
コストコで買ったニール・エリスの2012年 南アフリカ ウェスタン・ケープ州 ステレンボッシュ地区 ステレンボッシュ・シャルドネ2012 Stellenbosch Chardonnay ニール・エリス社 Neil Ellis シャルドネ100% 自然酵母でトノー樽発酵(新樽率33.3%、古樽率33.3%)、 残りをシュール・リーでステンレスタンク発酵6か月(?) 樽熟成6か月 アルコール度13.5% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:1178円 色は薄い黄色。 香りはレモン、バニラ、梨、バター、クリーム?火打石? 味は苦味と酸味。余韻に苦味と酸味を伴う薄い甘味。 以前飲んだ2010ヴィンテージと比べると、随分とユルい香りだな。 一つ一つの要素はイイが、全体だとダラけていて安っぽい。 瓶差なのか、ヴィンテージの特徴なのか、拍子抜けの印象。 味は果実感よりも、チョイ苦のシンプルな流れ。 苦味と酸味のバランスはそこそこで、流石にここは踏ん張った。 余韻の甘味がソフトに着地を決め、悪くない味構成。 ただ、熟成不足なのかどうかは分からないが、飲んでて どうも細いな。 水っぽさがチラつき、ニール・エリス特有の厚みや重さが乏しい。 飲み応えが決定的に足りない。 総合的には、まあまあ樽っぽい雰囲気が有るだけの安シャルドネ。 これだったら まだ以前飲んだオーストラリアのイーグルホーク・シャルドネの方が、味の芯と香りの樽感がしっかりしてた。 味も香りも細い、小さい。ニール・エリスに期待した要素がほとんど果たされてないのが残念。 赤身魚のカルパッチョみたいな、あっさりした感じのツマミが向いてる。 ワイン自体の力が頼りないので、濃い味わいの料理には合わないと思う。 一応これはこれで、値段なりの水代わりワインだと思えば、意外と高級感を感じるかもしれない。 値段相応。 バランスは悪くなかったので、香りの出力だったり 味の張りだったり、何か一つでも特長が見られれば1400円弱を狙えた気もするのだが、今回飲んだこのボトルは随分と締まらないクオリティだった。 気軽に飲める雰囲気と味わいを考慮し、1200円弱は良くも悪くも妥当。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/12/16 03:28:02 AM
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