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カテゴリ:イタリア:トスカーナ州
イタリア トスカーナ州 DOCGキアンティ・クラシコ キアンティ・クラシコ・リセルヴァ2011 Chianti Classico Riserva カークランド・シグネチャー Kirkland Signature カファッジョ(瓶詰め)(Bottled by Cafagio S.R.L と記載) サンジョヴェーゼ100% 2年使用したフレンチオーク樽で熟成24ヶ月、瓶詰め後に瓶熟5~6ヶ月 アルコール分13.5% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:1068円 色は澄んだ赤紫。 香りはカシス、ブラックベリー、粗製糖、きなこ、枯葉、乾いた土? 味は薄い酸味と薄い甘味。余韻に薄く渋味を伴う薄い苦味と苦味を伴う酸味。 何か、粉っぽい香り。 ベリー香は有るには有るし、甘味を感じる要素が主で、悪いとは言わないが果実感が薄い。 渋味も薄く、余韻でほんのり雰囲気を匂わすレベル。 とりあえず、飲めない程不味くはない。 クラシコだのリセルヴァだのちょっと気を張って飲んだのがいけなかったのかw、そんなに飲み応えは無い。 軽薄だが、酸は生き残っており、これはこれで飲み易さの内とも言える流れ。 経年熟成が過ぎたと言うより、何だか熟成する前に燃え尽きたみたいな、ボディだけがスカスカな印象。 サンジョヴェーゼの酸味の外側(ガワ)だけが残ってる、って感じ。 香りも妙に一面的で、味と香りのイメージが上手く噛み合わない。 冷蔵庫に(素のまま縦置きで)長時間入れ過ぎた赤ワイン?みたいな雰囲気。 果実感が乾いてる(?)的な、飲んでてどうにも違和感が出る。 ちょっと酸っぱい ほんのり苦い だけで終わる、上手く言えないけど、「良くも悪くも安い味」。 「悪い意味で "安い" 」とハッキリ言えないのは、やはり実際そんなに高価くなかったのとw、それなりに酸が残ってて、イヤな香りも無かったから。 一方で、ホントならもっと渋味を残しつつ、酸味や甘味を香りとも合わせて綺麗に整ってた味わいだったのでは? という気もしてくる感じも有った。 この辺は自分の考え過ぎかもしれないw。単なる1000円チョイのイタリアワインと思えば充分な味わいだったし、ホントに感覚の話。瓶差も何かしら有るかもしれない。 料理はトマト系パスタ(withオリーブオイル&粉チーズ)とか かなり上手くハマると思う。 微妙に物足りないワインの酸味や甘味を綺麗に補填してくれるはず。 ワインに足りない酸味と甘味を補いつつ、ワイン全体を底上げ出来る旨味の強い食材や味の料理が欲しい。 とりあえず値段相応。 約1000円、気軽に飲み易い味わいと言えばそんな感じ。 価格を考えれば、言う程悪くない。むしろ納得の範囲内。 680円の赤ワインと言われて納得、1000円のキアンティと言われて納得、でも保管と開け時にしくじった2000円のイタリアワインと言われても納得出来そう。 この味と香りがこのワイン本来の味とは思えないんだよなあ・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/05/09 04:32:56 AM
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