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カテゴリ:ボルドー:サンテミリオン
超久々のサンテミリオン赤。 サンテミリオン シャトー・レ・フジェール2012 Chateau Les Fougeres イヴォン・モウ(モー) Yvon Mau ユベール・ド・ブアール(プロデュース) Hubertb de Bouard メルロー75% カベルネフラン12.5% カベルネソーヴィニョン12.5% ステンレスヴァット発酵 アルコール分13% 輸入:三菱食品株式会社 購入価格:2101円 色はやや濃い赤紫。 香りは革、インク、プラム、アンズ、杉、インク、ピーマン?クレヨン? 味は渋味と苦味。余韻に苦味と渋味を伴う薄い酸味。 抜栓90分弱で渋味と苦味を伴う薄い甘味。余韻に苦味と薄い甘味。 やや落ち着いた味。 苦味が絡み易い味構成だが、香りとの連携でほんのり果実の雰囲気も残す。 品種にやたら忠実な香りと味わい。 まあまあ美味い。 少々青臭い香りが目立つが、渋味は大人しい出方で、むしろ後から続く苦味の方がメイン。 いかにも右岸らしい、湿った土っぽさを感じるメルローの滑らかな流れ。 右岸ボルドーだから と言えばそれまでだが、果実感は弱い。 赤ワインに渋味だけでなく、酸味や甘味を求める人にはまず向かない。 熟成し切った薄い左岸ボルドーが好きな人には右岸ボルドーは割とお手軽に楽しめる部類なのかも。 抜栓90分程で渋味と苦味が和らぎ、甘味の感覚が出てきた。 カラメルっぽい甘苦さで、ほんのり感じさせる程度。 だが、苦味が伸び易い味の流れの中で、これは良い変化。 総合的には手堅い右岸(サンテミリオン)ワイン。 苦味がメインになり易い傾向は見られたものの、右岸ボルドーに心得がある人なら "こういうもの" と受け流せる。 味はまぁそこそこだったが、香りに関しては特に可も無く不可も無く。 料理はシンプルな肉料理が無難。なるべく豚か牛だな。 ワインの苦味を受け止められれば、もうそれで充分。 かと言ってハンバーグとかだと味が粗くてワイン側が着いて来れないかも。 今回ラム肉のソテーに合わせたが、香りは問題無いが味が追い着いてなかったかもしれない。 クレイジーソルトのみの味付けだったが、これだと渋味は脂の甘味で対応出来るが苦味が放置気味だった。 安目のシラーワインだったらこれで充分だったと思うが。 バターを一欠片使って、肉汁をポートワインと醤油で煮詰めてソース作る位はしても良かったな。 一応、値段相応。 ただし、「サンテミリオン」の看板代込みで相応。 ワイン単体でなら1880円前後と言われても納得するかも。(2000円の壁を超えたかどうか) もう少し香りに「格」を感じさせる雰囲気が見えれば底上げ出来そうだったが、これは熟成次第!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/02/24 07:24:03 AM
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