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カテゴリ:ボルドー:左岸メドック系
もらいもの 先日のワインの赤版 母の知人のロシア旅行での空港の免税店土産(?) ボルドー AOCグラーヴ シャトー・トレビアック2012 Chateau Trebiac レ・ヴィニョーブル・ド・バトレ Les Vignobles de Butler アルノー・ド・バトラー(バトレ、ビュトラー) Arnaud de Butler メルロー70% カベルネソーヴィニヨン30% ステンレスタンク発酵 25%をフレンチオーク樽熟成 75%をステンレスタンク熟成 アルコール分13.5% 輸入:--- 参考価格:2500円前後 色はやや濃い赤紫。 香りはアンズ、ブラックベリー、カカオ、カラメル、湿った土、枯草、プラム?黒糖? 味は渋味と甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と甘味を伴う薄い酸味。 抜栓40分強で渋味と苦味。余韻に苦味と薄い甘味。 なかなか美味い。 甘苦い雰囲気の香りに、香りイメージと合致した渋味と果実味。 余韻の甘味がミルキーな感じで、苦味感を綺麗に受け止める。 まさにグラーヴ。 メドック系と比べて土や木の香りが大人しく、もっと甘い香りが絡んでくる。 久しぶり飲んで「そういえばグラーヴの赤ワインはこんな感じだったわ」と思い起こされる。 やはりクラレンドルはグラーヴのイメージではないなww。 経年で、やや味落ち始め・・・か!? 渋味の出力が少し雑な感じ。香りはまだまだ出てるし、これはこれで悪くもない。 熟成の谷間に差し掛かり。リリース5年経過位だし、大体そんなもんだろう。 リリース3年位が1つめのピークで、11年目位から渋味が落ち切って2つ目のピーク・・・か。 抜栓40分程で果実味が大幅に後退。 相対的に苦味が強まってきた。(室温20℃、湿度38%) 余韻の甘味はまだ持ち堪えており、コーヒーっぽい印象に。 香りの変化は軽微。だがアンズや枯草っぽい香りは減退。 総合的には、いかにもグラーヴらしいボルドー赤。 あまりブ厚い味ではなく、軽やかさとも両立させた飲み易さも持ってる。 味のバランスは良く、渋味は程々で、香りと合わせた果実感が味にふくらみを持たせる。 時間経過後は酸が落ち、中途半端に経年熟成した苦味が目立つワインになったが、こういうタイプのワインの経験が有れば、ボルドー好きなら許容範囲。 知らずに経過後のを飲んで、これで土と革の香りが強かったらカスティヨンのワインと思ったかも。 とりあえず肉料理。 肉の甘味と旨味、出来ればソースで酸味の補填。 アブラの甘味で苦味を抑えられれば、割とどうにでもなる。 約2500円なら、ギリ値段相応。 多分、後数年後の完全に谷間のタイミングで飲んだら2000円弱位にランクダウンして、「グラーヴの土地代で+400円」とか言ってそうw。 10年以上後に飲んだら(バックヴィンテージ補正も効いて)また2300円位とか判断するかもしれないww。 ★楽天検索 トレビアック グラーヴ★ 楽天扱い約2件 オーリックで2592円(送料込) エノテカで3024円 送料込2592円なら結構オススメ。 このワインで3000円はキツいっス! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/06/03 06:39:06 AM
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