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カテゴリ:日本産ワイン
山梨県 甲府市 スモーク・甲州醸し2016 Smoke Koshu Kamoshi 株式会社サドヤ KabushikiGaisha Sadoya 山梨県産甲州100% 発酵初期に果皮と一緒に(スキンコンタクト)醸造48時間 アルコール分12% 購入価格:2160円 色はやや黄色がかった金色。 香りは蜂蜜、おがくず、レモン、桜餅の葉?火打石? 味は苦味と酸味。余韻に苦味と苦味を伴う酸味。 白ワインとはジャンルが異なる「オレンジワイン」の括りらしい。 少々ユニークな香り。 苦味が全体に厚みを生み、酸が起伏をつくる。 まあまあスッキリした中にも苦味の厚みでボリュームを出し、甲州らしからぬ存在感を主張。 意外と(?)酸味は強くないのかも。苦味とセットで出ないと感覚が不明瞭。 飲み応えはなかなかで、赤ワイン的な、渋味の様なものも見える。 シチリア辺りの白ワインのイメージが近い。 甲州らしさがあやふやなのかな!?香りもちょっと特殊。 ヒネ香に近い物も感じたが、多分気のせい。元々こういうもの。 香りに関しては個性と長所をアピールしてる部分だからいいけどね。 個人的には嫌いじゃないタイプの味なんだが、各味の出力 と 全体のバランスに違和感が有る。 慣れの問題か!? 普通の「甲州ワイン」と思って飲むと変な感じ。 総合的には、肉厚な味わいの甲州ワイン(でも甲州っぽくない)。 甲州ワインの薄さや軽さが気に入らない人になら、結構向いてるかな。 甘味は非常に弱いので、そこは好みと興味との相談。 香りの蜜感と桜餅感でサポートするのは頼りない。 酸よりも旨味と苦味の組み合わせの時に美味さが出そうなんだが、何か上手くいかないね。 料理は肉類向け。生魚にはイマイチ合わない。 天麩羅とか、有る程度 油っこいものになら魚でも野菜でも平気だと思う。 ローストポーク、ソテー、レバーパテ、チーズ類とかはOK。 ワインの苦味に合わせるか、対応が出来れば大体大丈夫。 残念ながら、値段以下。 2000円を超える格ではない。取って1500円。 実力的には、本坊酒造の甲州・オランジュ・グリの方が明らかに上。 日本産オレンジワインの勉強用。 2000円超えの価格でなら、ワイン(食中酒)として以外の別の目的が要ると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/10/06 08:57:13 AM
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