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カテゴリ:南西地方
4年前に飲んだワインが期間限定で安売りしてたので買ってみた 南西地方 ガスコーニュ地方 VDQSサン・モン(現AOC Saint-Mont) シャトー・ド・ラ・ローク(ロック)2000 Chateau de la Roque プレイモン生産者組合 Producteurs Plaimont タナ70% ピナンク(ブロコール)15% カベルネソーヴィニヨン15% 樽熟成10~12ヶ月 アルコール分13.5% 輸入:ドウシシャ株式会社 購入価格:1051円(1491円→1051円) 色は濃い紫。 香りはブラックベリー、カシス、インク、餡、プルーン、灰?茹で玉子? 味は渋味と酸味。余韻に苦味と酸味。 最後に飲んだのは2015年7月だが、まだ濃いね。 でも酸の粘りと香りはやや落ちたかも。 それでもシュッド・ウェストの赤としては十分なボリューム感。 渋味は有るが、そこまで強くはない。そこを餡やインクの香りで渋味と苦味を強調。 後は2000年ヴィンテージのポテンシャルで踏み止まってる。 良く言えば落ち着いてる、悪く言えば "くたびれてる" 。 これはこれで、と楽しむには有る程度飲み手の好みと経験が要る。 4年前に飲んだ時とあまり印象に変わりは無いかもね。 味は濃い目だけど余韻は浅い。熟成の谷間って言うのでもない、こういうもの。 伸び代を期待したが、伸び代は無かった。その代り目立って落ちてもいない。 抜栓60分以上の時間経過でも変化無し。(室温23℃、湿度55%) 良くも悪くも、4年前と変わってない。 ボルドーやローヌが好きな人向けの濃い傾向のワインだが、現在は味の勢いは下り坂に入りかけ。 「2000年ヴィンテージ」又は「タナ種のワイン」という点に興味が無ければ大したワインに感じないと思う。 経年相応に味と香りの勢いは僅かに落ちたと思うが、値段と年代を考えれば十二分に健闘してる方。 料理はとりあえず肉。シンプルに行くほど正解。 素焼きのハンバーグに塩胡椒とか、或いはチーズのみのピザとか。 凝った味は必要無い。渋味に対応出来るだけのアブラと余韻を補強できる旨味さえ有れば十分。 下手に煮込んだものとか、厚めのステーキに濃いめのソースとかだと逆にワインがついて行けない。 4年前と印象変わってないと言いつつ、合わせる料理はあまりしつこい味に合わなくなってきてる。 これで約1000円なら値段以上。 4年前も実力的には1280円、(「2000年ヴィンテージ」という補正込みで)約1500円相当だったので、立派。 何本か買っておいてもいいな。まだ2~3年は今の質を保ちそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/11/14 09:40:30 AM
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