『一号線を、北上せよ』沢木耕太郎を、読み始めた。
昨日は,館林の,フィリピン、武州荒木の、フィリピン/パブと,2軒も,その手のお店を,梯子した.まだ、20代の、外国の女性が,酒の相手をしてくれるのを、知らない人もおおいだろうが,そんなお店もある.わたしは、そんなお店は,現地の,タイでも、十分に,楽しんだので,本当は,もう十分なのだが,誘われると,それでも、出かけてしまう.国道1号線が,どこを,指すのだか知らないが,税所の章は,ベトナムの,ホーチミン市に付いてかかれている,その前に,ベストセラーになったであろう,アジア旅行記の,『深夜特急』には、たしか、ベトナムの編は,無かったと思うが,まさに、あれの続編として,わたしは、期待して読み始めた.マジェスタ・ホテルが、舞台で,ベトナムに,関連して,ある人を,裏のテーマに,もってきていて,ベトナム戦争を、彷彿とするところが,描かれている.そのなかで、現地の,バックパッカー向けのツアーに、参加して,其処で居合わせた,欧米人が,出てくるのだが,ほどよく、距離をおいて,彼らを,眺めているのは,余裕でいいなあ.アジア、タイの、旅行記を,大量に読んだ,わたしにとって,それでも、沢木耕太郎の、よさは、ここでも、失われていない.ベトナム戦争ではなく,あれは、ベトナムの『アメリカ戦争』だというのも、そうだろうと思う.そして、さらに、4半世紀前にあった戦争は,『アメリカ戦争』だったのかなあと、おもう。日本が,戦争に負けて,よくなったか,悪くなったかは,おいておいて,ベトナムにとって,あの、『アメリカ戦争』を、勝った事で,『ベトナム戦争』中の,南サイゴンに住んでいた,ベトナム人の,したたかさが、近藤紘一の、伝える『アメリカ戦争』勝利後も,ここでいう、ツアーの、ガイドが、『こんなに、参加者が打ち解けたグループは、なかったよ』という、ことばに、沢木耕太郎の,育ちのよさを,かんじられて,ここは、とてもよかった.旅行を,楽しめない、デンマーク人夫妻の,子供,娘さんが,沢木耕太郎と一緒に,旅先の,不思議な光景に,『あっ』と、声をあげ始めるのは,キッラットしている。今日は,行きつけの本屋で,『帰ってきたアルバイト探偵』の、続きを,立ち読した.ここに,登場する,少女と,デンマークの、娘さんが,ふとダブって見えたりして.かれこれ、3分の2くらいは、読んでしまった.これでは、本屋さんも,儲からないだろう.立ち読みで,本を,丸々読んだら,それって,20年ぶりくらい、ことだろう。先日日経流通新聞を,読んでいたら,ジャカルタで,アメリカ系の,最大の本屋さんが,出来たとか書いてあった.本を,大いに読む国民と,読まない国民とがいて,昔は,私なども、結構読んだが,このごろの日本人は,読んでいるのだろうか.これが、読み終わったら,村上の,『国境を出でよ』全2巻に、挑戦したい.週刊ポストか、なにかに、タイ人の少女を,の、詳しい記事が出ていた.逮捕された日本人のほかに,結婚しているタイ人も,関係しているらしい,この手の記事は,結局,日本では,本人を,本国に,強制送還して,チョンと、なってしまう。今回は,もう少し,本気で,調べてくれるとよいのであるが.