迅速な対応
昨年のクリスマス。我が家の長男(小学2年生)はサンタさんから、「空飛ぶドラえもん」のラジコンをいただき、大喜びでした。 年末には一緒に飛ばすことができなかったので、お正月になって、やっと飛ばしに行きました。(1月2日のことです) 広い場所ではじめたので、ゆるい風に流されてふんわりふんわりと飛んでくれました。 しかし、私が試験飛行をしただけで、落下時の衝撃からかうまく飛ばなくなってしまいました。(今日の日記は苦情ではありません。感謝の気持ちです) 「壊れちゃったみたい」と、息子と話し、自分で治さなければいけないと思いつつ帰宅しました。帰宅して空飛ぶドラえもんの説明書を見ると、「修理票」が同梱されていました。 早速、症状と「サンタさんにいただいたものですので、少しでも早く修理をお願いします」とコメントを添えて宅配便で送り出しました。これが1月4日のことでした。 『お正月だし、半月くらいで帰ってくれば早い方だろうな』と、内心思いながら、待つことにしました。 しかし、去る1月7日の土曜日。「宅配便です」といって、息子宛の荷物が届きました。 見てみると、3日前に送り出したばかりの空飛ぶドラえもんが送り返されて来ました。 息子に『ドラえもんが治ったみたい』と言いながらも「もしかして、対応していただけなかったのかな?」と思いながら荷物をあけてみました。 すると、送り状に「申し訳ありません破損ですので、代替品を送ります」と添えられていました。 改めて息子に「新しいものと取り替えてもらえてみたい!」と伝えると息子は大喜びでした。 そこで、僕は考えました。 僕が荷物を送り出したのは1月4日。 相手に届いたのは多分1月5日。 返送されてきた荷物の送り状を見ると相手の発送は1月6日。 そして到着が1月7日。 つまりこちらが送り出してから3日あまりで修理の対応が完了し、荷物が戻ってきたことになります。 私たちの職場では市民の皆さんを待たせないスピード行政に心がけるようにはしていますが、なかなか迅速な対応ができないのが現実です。 この、大陽工業さんのような対応が迅速な対応といえるのでしょうね。 しかも、子どもが待ちに待っているという姿を描きながら、少しでも早く届けたいという気持ちで対応をしていただいているのだと思いました。 わたくしたち公務員も市民の皆さんが、いま何を望んでおられるのかを思い描き的確に把握しながらすばやい対応に勤めなければいけないと思いました。