カテゴリ:読書日記
すべては一杯のコーヒーから 著者: 松田公太 出版社: 新潮社 【目次】 第1章 情熱を込めて Filled with Passion 第2章 使命感を持って On a Mission 第3章 経験を積む Experience(No Fun No Gain) 第4章 自分を信じて諦めない Believe in Yourself 第5章 人こそすべて People are Everything 第6章 将来を見据えて Visualize The Future ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ タリーズコーヒージャパンの創業者の著書。 元銀行員が、コーヒーをショップを開店した。 アメリカで飲んだおいしいコーヒー。 ビジネスをはじめるのに、専門ではなかった分野で、起業することに決めて、 如何にして会社を作り上げていくかを綴っています。 全体を通して感じたのは、 ・ビジネス戦略は必要 ・でも、情熱は絶対必要 ・とことん集中する時期が必要 ・一緒に働ける、信用できる人を見極める基準を持つ ・独りでは商売できない。いかにして社員を動かすか ・社員を動かすために、リーダーを育てるか ということで、「人」というのが、キーワードになっています。 いろんな経営者に聞いても、経営に大切なのは「人」だという。 創業当時の人は大切なのだが、必ずしもずっとやっていく人とは限らない。 私は、日々人を見る仕事をしていますが、経営者は起業するときに必ずしも、 人を見る能力を持っているとは限らないし、人を見誤って、持ち逃げされ、 倒産する会社もあるほどです。 会社を軌道に乗せるのも、発展させるのも人であり、 大きくしていきたいなら、ある意味の厳しさも必要なのだなあと、 改めて感じました。 経営戦略と実行、実行の中で人を学び、人を動かすことを学び、 そして、人事制度はできていくものだなあと思います。 私は、人事という仕事をしていますが、経営に大きく左右する仕事を しているという自覚を持って、いろんな施策を実施し、 人を育てていきたいと再認識しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.28 00:12:54
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