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BIZ粋 ★人生をイキイキと粋に★

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2010.11.03
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カテゴリ:ぜひ!
ちょっと調べ物をしていたら興味深い研究事例が出てきた。

http://www.hus.osaka-u.ac.jp/kiyo/file/27/!27-4_OZ.PDF


大阪大学人間科学部の方の研究事例で、
対象者はすべて大学生。


詳細は、この論文を読んでいただくとして、

私が見てきたことや自分自身の体験、身近な人の経験値で話すと、

・成功した人
 ・自信が高まりますます成長する
 ・それに甘んじて怠惰になる、横柄になる、バーンアウトする

・失敗した人
 ・失敗をバネに次の目標に切り替えて成長する
 ・負け犬根性で腐っている

という事例に分けられるが、研究事例でも同じように書かれている。

例えば、小中高大でずっとサッカーとか野球とかスポーツで進学してきて、
そこそこの成績を残したが、プロには行けなかったという人が、
企業がよく採用したいという
「体育会系は根性があって、上下関係にも慣れている」
ということが必ずしもあてはまらないことということがある。

ずっと同じスポーツを15年くらいしてきたということで、
15年くらい同じ仕事をしてきてモチベーションの高まらないビジネスパーソン
と同じようになっている人がいるということだ。
※比率は分からないので、どこかの方に研究してもらいたいし、私が大学の教員なら研究するのだが…

子供の頃からやっていることで体に染みつき、惰性でスポーツをやってきたが、
運動神経がよかったためにそこそこの成績を上げた。しかし、思考とか、努力とか、能力があと一歩プロに足りなかったというときに、ビジネスパーソンとなれば、
新しいことを一から始めることになる。
その対応ができるかどうかが、活躍できるかどうかにかかっているので、
結局は、体育会でも文化系でも同じということなる。

次に体力であるが、根性というものほど、いい加減なものはない。
根性は、何かの目標があって初めてなりたつし、スポーツの根性も、
今までの厳しい物理的経験、天候の経験によって成立するし、
新しいことに対応できることとは関係がなく、根性の仕組みを理解していなければ、
意味がないわけである。

上下関係についても、最近の体育会では、20年前までのように、
1年奴隷、2年平民、3年天皇、4年神様なんていうことは既にあり得なくて、
友達感覚になっているところが多い。
逆に、上下といっても3年上までであり、それ以上離れた世代も考え方も違う
先輩上司に適応できるかどうかということにかかっている。

総合すると、いかにして「適応」できるようにするかが問われる。

成功・失敗は、一つの目標であって、自分の人生の「過程」であって、
夢破れても、次の目標の設定ができるという適応感覚を持ち、
自分が幸せになれるものを見つけることが大切なんだと思う。

見つけられないという人は多いが、見つけるのは、周りに無数に流れる情報を
キャッチする「感度」を持つ必要がある。それに必要なのは、雑学知識だったり、
好きなことを追求するプロセスを理解することかと考えている。





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Last updated  2010.11.03 20:26:08
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