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2011.03.19
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カテゴリ:応援歌・激励
 
But the Japanese people themselves were truly noble
in their perseverance and stoicism and orderliness.

日本人の忍耐力や冷静さ、秩序は実に高潔だった
 


ニコラス・クリストフ(NICHOLAS D.KRISTOF)
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)



今日も関東地方で地震があり、まだまだ安心はできない様子。
被災者の方々は救援物資も少なく大変な状況のようで痛ましい。

だが、今、肉体的にも精神的にも限界のところで頑張っている被災者の人たちに
これ以上“頑張れ!”とは言えない。

ただ、立ち直り元気になってくれることを祈り、信じるのみだ。
時間がその傷を少しでも癒してくれることを願う。


頑張らなくてはいけないのは、我々、被災していない日本人一人一人だろう。
義援金の寄付や節電をする事はすばらしい。(ここ北海道では節電は無意味のようだが・・・)
(被災者の為にという意味ではね。エコその他の意味では推奨されることでしょうが)
だが、普通の生活に戻り、日常の生活をこそ頑張らなくてはいけない。
悲惨な映像を繰り返し見ていると体験していなくても、体験したかのような状態になる。
と精神科の医者だったか心理学者だかの誰かが言っていた。

私も、どうしてもニュースが気になったり、呆然としてしまうことがある。
なかなかブログを書く気にもなれなかったりする。

こんな事ではダメだ!
被災した方々が必死に生き抜こうとし、復興を期しているのに情けない。
同情ばかりで、日本全体が沈滞してしまったら、支援する力も失うことになる。
粛々と日常通りの生活に戻り、そこで精一杯頑張る事こそ大事なんじゃないか!
と思うわけなのだ。


前置きが長くなってしまったが、だからといってTVのコマーシャルのように、ある日突然、
地震前と同じに切替えるというのもなかなかできない。
その為の区切りとして、世界が賞賛している声を集めてみた。
もう時間が経っていて、今さらなのだが、感動する言葉だ。

地震の報道で悲しい涙ばかりではなかった。もちろん悲しみや痛ましさが根底にあるのだが、
現地の人たちの姿に逆に励まされる事も多かった。
そうした姿に、“人間”って素晴らしい!と思っていたのだが、他の国々の人たちは
“日本人”は素晴らしい!と見てくれていたようだ。


タイトルに付けたのは毎日新聞の記事の見出し。
以下冒頭の言葉の部分を引用すると。
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「不屈の日本」…米紙称賛
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、阪神大震災当時に東京支局長だったニコラス
・クリストフ氏の「日本へのお悔やみ、そして称賛」と題するコラムを掲載、日本人の精神力の
強さをたたえ、復興に向けてエールを送った。

クリストフ氏は、阪神大震災時の取材で、崩壊した商店街で略奪がほとんどなかったことや、
支援物資の奪い合いが生じなかった事例を紹介。「我慢」という日本語を引き合いに「日本人の忍耐力や冷静さ、秩序は実に高潔だった」と説明し、「今後、それらが示されるだろう」と
期待を寄せた。

毎日新聞 2011年3月13日
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原文はこちら米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)
見出しの「不屈の日本」は同じ米紙でもウォールストリート・ジャーナルの社説の題名。
毎日の記事もこちらの社説のお話しから始めている。
この記事の中では、日本の建築物の耐震技術の素晴らしさを説いている。
「不屈の日本」

私が見たテレビの報道では「高潔な日本民族」となっていたような気がする。
思わずホイットマンの詩に謳われた侍を連想し、涙が出てきた。


これもアメリカ。
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「なぜ略奪ないの?」=被災地の秩序、驚きと称賛-米
東日本大震災の被害や福島第1原発事故が連日、トップニュースで伝えられている米国で、
被災者の忍耐強さと秩序立った様子に驚きと称賛の声が上がっている。
「なぜ日本では略奪が起きないのか」-。
米メディアは相次いで、議論のテーマに取り上げている。

時事通信社 2011/03/16
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昨年だったか、知人の経営コンサルタントの先生との話の中で、この記事と同様、
ハリケーンと暴動の話となったことを思い出す。
日本では起きることは先ずないという趣旨の私の意見に対し、彼はいざとなったら日本も同じ、
だとうそぶいた。
(この先生は悪気はなく、私の意見には取り合えず反対する習性を持っているだけなので、
 悪く取らないで下さいませ。笑 批判的な意見を生業とする職業病?笑)
自分をコンサルタントと呼ばれるのも、先生と呼ばれるのも嫌いな彼は、実は感激屋さん。
TVの前で涙していることでしょう。
....脱線。


階段

我々から見るとなんでもないようなこの写真。
中国の人々はこの写真で日本の民度が高いと賞賛してくれているという。

何でか?全く解らなかったのだが、通行する人のために真ん中を開けているからだという。
当たり前に過ぎないことで、こんな事褒められても、どうなのかなとも思うのだが、
よそ様からするとそうではないようだ。
それが世界的にそうなのか、中国人だけなのかはわからない。
が、あの反日教育のお国で好意的に取り上げられるのはいいことなのだろう。
 
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「マナー世界一」 中国、日本人の冷静さを絶賛
地震多発国で東日本大震災への関心が高い中国では12日、非常事態にもかかわらず日本人は
「冷静で礼儀正しい」と絶賛する声がインターネットの書き込みなどに相次いでいる。
短文投稿サイト「ツイッター」の中国版「微博」では、ビルの中で足止めされた通勤客が階段で、
通行の妨げにならないよう両脇に座り、中央に通路を確保している写真が11日夜、投稿された。

「(こうしたマナーの良さは)教育の結果。(日中の順位が逆転した)国内総生産(GDP)
の規模だけで得られるものではない」との説明が付いた。

この「つぶやき」は7万回以上も転載。「中国は50年後でも実現できない」「とても感動的」
「われわれも学ぶべきだ」との反響の声があふれた。
大震災を1面で報じた12日付の中国紙、環球時報も「日本人の冷静さに世界が感心」との
見出しで報じた。(共同)

毎日新聞 2011年3月13日
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お次も中国での報道の様子。
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日本の秩序や防災対策を称賛 同じ地震大国・中国、連日トップ報道
東日本大震災に、同じく地震に苦しむ中国が高い関心を寄せている。被災状況の報道の一方で、
未曾有の震災に直面した日本人の秩序の良さや、防災対策を評価する声が目立っている。

「教師は最後に電気を消してから教室を離れ、避難民は暗闇の中で秩序正しく並び救済物資を
受け取る」と日本人が見せる秩序と冷静さを高く評価している。

フジサンケイビジネスアイ 2011.3.16 
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同じく日本に対して手厳しい筈の韓国でも・・・
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<東日本大地震>一つになった日本に海外メディアが感嘆
愛媛県松山市に15日、平日にもかかわらず、数百メートルの列ができた。
東日本大地震で負傷した患者に緊急輸血が必要だというニュースが報道されてからだ。
若者を中心に一日300人を超える献血者が集まり、献血まで1時間以上待たなければならない
ほどだった。献血された血液はすぐに日本赤十字社を通して被害地域に送られる。

こうした日本の姿に海外メディアからは激励と賛嘆が相次いでいる。

中央日報日本語版 3月16日 
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また中国。
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生死にかかわる時でさえ集団の利益を優先する日本人=中国
中国メディア広州日報は14日、東北地方太平洋沖地震が発生したことについて、
「日本人は大地震という生死にかかわる時でさえ、公共秩序を守り、集団の利益を優先している」
と評価する記事を掲載した。

サーチナ(Searchina) 2011/03/16
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そして台湾。
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日本人は世界中から尊敬を浴びても足りない
日刊紙「聯合報(ユナイテッド・デイリー・ニュース)」は、
「世界を震撼させる天災で、日本人に心を動かされた」というタイトルで記事を掲載。
「我々の隣国・日本が、地球史上めったにない規模の大きな災難に直面した。
だが彼らの態度はいたって冷静。世界中から尊敬を浴びても足りないくらいだ」と伝えた。

サーチナ(Searchina) 2011/03/19
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褒めすぎではないのか?サーチナという会社は日中友好を図る目的もあるようなので、
(この意図がダメということではない。これは素晴らしい意図。こうなって欲しい。)
深読みすれば、中国でそんなに大きく報道されていないニュースも日本人が喜ぶモノがあれば
紹介するのかも(?)知れないが、それを割り引いたってありがたい言葉だ。


インドでも。
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「被害の中でも規律保つ」インド紙が称賛の声紹介
天井や壁が完全に崩れ落ちるような災害の中でも、すべての規律が保たれていた-。
インド紙ビジネスラインは13日付で、日本への出張中に被災したインド人技術者が日本人の
冷静な対応を称賛する声を紹介した。

フジサンケイビジネスアイ 2011.3.13 
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字数制限に引っかかり、もう編集する気力が残ってないのでやむなく分割。
(続く)
 





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Last updated  2011.03.20 04:31:15
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