DJ Kennedy/life is damn groovy

夜が来てもニューオリンズは既に夏のよう。けれど7月、8月の湿度がない分まだ春らしい？町の温度計は摂氏24度を指している。



日本では、ザリガニというと夏休みにバケツを持った子供達が池や川で釣っている様子を思い浮かべるけれど（私も昔、等々力辺りで釣っていました）、ここニューオリンズでは、ザリガニはまさに「地元の味」、町のどこへ行ってもザリガニ料理が食べられる。


ボイルしたものがメインではあるけれど、お料理が良い。南部特有のスパイス使いでとても美味しく頂ける。私には、ニューオリンズに来ると必ず毎夜を過ごす行きつけのバーがあって、そこで食べるザリガニのガスパチョがとても好き。バーボンでもビアでも最高。



　　　　　　　　　　パイの中身もザリガニ　　　　　　　　 ザリガニのガスパチョ。バーのではない。
　　　　



日中はとても静かで、夜も時間が経つにつれて賑やかになっていく町。私もここでの過ごし方は決まっている（他にない、とも言える）。用事があれば昼間に済ませ、夕方その用事が済むと午後のお茶をお断りしてホテルへ戻り、昼寝をする。アラームは午後7時にセットし、そこから二度目の「一日」が始まる。シャワーを浴びて、特別な約束があればディナーへ、なければここに住む友人達とバーボンを飲みに、ジャズを聴きにホテルを出る。


今夜はここで過ごす最後の夜。丁度週末にかかったのでテキサスから友人夫婦も来てくれて、これから合流、彼等の飲みっぷりに着いて行かれるか今から心配・・・きっと無理。


実はここに来る前Las Vegasに立ち寄った。ここ数カ月間、あまり休みも取らず仕事をしてきて、その後大震災があった。「少し羽を伸ばしてこい」と言う言葉に甘えて飛び出してきたが、私はあまりLVが好きではなくて（今回は誕生日プレゼントにこの旅行をもらったのだった）かえって疲労が嵩んでいる気がする。用事があるので明日はNYへ戻り、「誕生日までには帰って来い」という家族の言い付けもあるので、そろそろ東京へ帰ろうと思っている、今年は本当は、NYで誕生日を迎えたかったのだけど。それとも帰り道、パリにでも寄ってみようか、四月のパリは素敵だと言うし。



・・・と、この話を終えてから東京の母とチャットしている最中に関東地方が震源の大きな地震があり、スクリーン越しに慌てた母の顔を見たら心配になってきた。早く帰ろう。

みなさんも、どうぞくれぐれもお気をつけください。



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