ユニーク英会話レッスン
夏休みが終わり、2カ月ぶりに、英会話レッスンに行ってきました。私がお世話になっているアメリカ人の先生は、ほとんどテキストを使わないレッスンをします。今日のレッスンは‘接続詞(connectors)’について、クッキングレッスンをしながら、考え・教わる、というものでした。そのレッスン内容は・・・・・実際に先生がキッチンで料理をするので、その料理方法を、私たち生徒が接続詞を使いながら説明していく、という斬新なもの。教えてもらったメニューは‘Mexican Corn Bread’。キッチンに移動し、先生がバターを耐熱容器に塗り始め、「はい、これを英語で説明して!」と言うので、生徒は皆それぞれに考えつく英文を言います。その中で一番ベストないい方を探し、先生も修正してくれます。『 First,grease the pan with butter.』次に小麦粉をボールの中に入れるのを説明。『 Next measure the flour, and put it into the bowl.』というように、この赤文字の部分が接続詞なので、この他にも、after that とか and thenなどを使用し、英語でのレシピを完成させていきましたよ。さてさて、実は夏休みの宿題が出ていたんです。それは、何かしら英語の本を読み、その本について、約15分間のプレゼンテーションをすること。夏休み中は忙しく、なかなか本を読む時間が取れなかったのでここ最近夜更かしをして、プレゼンの準備をしているのですが、これがとにかく難しい。私が読んだ本は‘THE ELEPHANT ROAD’。内容をどうにかまとめてみるのですが、これをどうプレゼンしていいのか、悩みます。今日のレッスンで学んだ‘接続詞’を活用するととても分かりやすく説明ができる…と先生がアドバイスを下さったので、再度プレゼンの内容を修正する必要がありそうです。という具合に、この先生の英会話レッスンは、テキストがありません。初回レッスンから、いきなり『男女が出会い、付き合い始め、家族同士の顔合わせをし、 二人が結婚するまでのことを題材にレッスンを進めます。 先ずは男女の出会いの場面の会話を、自由に構想してください。』を言われ、私たち生徒が考えた会話文をもとに、自分たちがお互いの間違え箇所を指摘しあったり、英文法や熟語、良く使う言い回しなどを教わったりしているんです。家族同士の顔合わせレッスンにおいては、みんながそれぞれ役を決め、実際にランチをしながら、ぶっつけ本番の、すべてがアドリブでの寸劇を行ったんですよ。(笑)ちなみにこの寸劇レッスンでは、先生が花嫁の父親で、私は彼氏(花婿候補)の役だったのでメチャメチャ緊張しましたわ。英会話を習っている、というのではなく英会話の勉強方法を教えてもらっている、という感じですね。つまりは、自分の持っている英語力をどのように伸ばし、どのように活用すればよいのか、先生がアドバイスして下さるので、後はそれを自分たち自身の力で英語を学んでいく・・・ってことなのかなぁ、と私は解釈しています。(でも確かに、一方的に教わるよりも、 自分たちで間違えを指摘しあう方が、記憶に残る)さ~てと、プレゼンの宿題、もう少し頑張ってみようっと!!!