coffee morning のメンバーと一緒にOuting
10日の金曜日。久しぶりにCOFFEE MORNINGに参加し、‘St Andrew's Cathedral’に出掛けてきましたよ。ここはシンガポールで2番目に古い教会だそうです。1837年に1階建ての教会が建設されたのですが、2度の落雷により、危険…とみなされ、閉鎖し、取り壊されてしまったそうです。そして1862年に、今現在の建物が建築されたそうで、建物の形は真上から見ると十字架の形になっています。↑これは東の窓で、綺麗なステンドグラスで装飾されています。中央小窓には、近代シンガポールの創建者であるスタンフォード・ラッフルズ卿の紋章がデザインされています。↑これはルルド(壁装飾画)というもので、ベツレヘムでのキリスト誕生の場面が、石膏のモザイク画で描かれています。↑これは聖書朗読台です。大きな鷲が地球の上にとまっている形をしていて、‘神の御言葉が世界中に示される’ことを意味しているそうです。鷲の背中には、とても大きくて分厚い聖書が置いてありました。↑中央に飾られている十字架は、一つ目の建物に飾られていた十字架だそうで、歴史的記録、信仰的記憶として、置いているそうです。↑これは西方面を撮影したもので、2階にはパイプオルガンが置かれていました。また、この教会広間には、600もの祈りの席があり、そのすべてに、信者の方が作られた‘刺繍の座’が設置されていました。↑これは洗礼盤です。クリスチャンは、キリストを信じ、聖水で洗礼を受けて、神の国に入ることを示すそうです。教会の西ゲート外には、全身で洗礼を受けることのできる場所がありました。(黄色い矢印の方が、ガイドをして下さったスタッフの方)↑西のドア上部には、副音書を書き記した4人がステンドグラスで描かれています。左から、Matthew, Mark, Luke, Johnです。↑メインである西の塔は高さが63.1mあります。そして天辺には8つのベルが設置されているそうです。9年半もシンガポールに暮らしていて、ず~~~っと訪れたいなぁ、と思っていた場所なので、沢山沢山写真を撮ってきました。・スリランカで製作されたという説教壇。・第二次世界大戦中に爆撃されたコヴェントリー大聖堂の廃墟から 取りだされた釘で作った十字架。・聖餐式で使用する主の食卓。・聖公会の全教会の長であり、最高司牧者のみが座る主教座。・この教会を建設したロナルド・マクファーソンの記念碑。・第二次世界大戦で亡くなった戦士や市民の慰霊碑。・教団のエンブレムを模ったステンドグラス。などなど、ここでは紹介しきれないほどです。また、別棟の地下には近代的万民チャペルや新礼拝堂などが増建築されていて、教会とは思えない部屋もありました。そしてその万民チャペルには、ユーカリの木で製作された十字架が飾ってありました。1時間ほどかけて、ガイドさんがとても丁寧に案内して下さり、またひとつ、シンガポールでの思い出が出来ました。St Andrew's Cathedralの見学後には、Kindnes movementのギャラリーを訪問し、‘親切’ということについて学んできました。その後もメンバーは、消防署博物館に出掛けて行きましたが、午前授業のみで次男坊が帰宅するため、私は一足先に、帰りました。9年半もシンガポールに暮らしていますが、まだまだ足を運んだことのない場所が沢山あります。メンバーと楽しい時間を過ごしながら、一つでも多く、素敵な思い出を作っていきたいと思います。