◎チョコレートドーナツ
ツィートしてしまったけど、あまりにも心揺さぶられたので久々にブログにも感動を書いておこう。昨日は、雨でランの練習会が中止だったので、水曜だしレディースデーだしと思って、城で軽く夕食を取ってから、車で20分くらいの初めてのシネコンに行ってみた。増税してからなのか、ここのシネコンはレディースデーはなかったけどレイトショーなので若干お安くは観られましたよ。さて、肝心の映画。タイトルは『チョコレートドーナツ』舞台は1979年のアメリカのカルフォルニアだそうです。今から35年前、俳優さんの着ているものもポリエステルの柄柄シャツです!年代背景ばっちりです。ある夜、踊るルディに一目ぼれした、ポール。瞬く間に恋に落ちる二人ですが、そんな中、ルディのぼろアパートのお隣に住む、ジャンキーな母が薬物使用で逮捕されてしまいます。まあ、捕まる前から育児放棄な状態だったんですが、放棄されていたのは普通の子供ではなくダウン症の少年。見かねたルディが彼(マルコ)を保護し、施設に送られてもまた戻ってきてしまうマルコをなんとか自分たちで育てられないかと、社会の偏見や差別と戦っていくというお話なんだけどいや~、実話ですよ。途中までは、ほんわか男3人楽しい家族って感じなんです。マルコも今まで行ったことのない、学校に行ったり、海に連れて行ってもらえたりハロウィンで仮装したり、自分の部屋をもらえたり…そんな、ハッピーエンドを予想するも、ゲイカップルなのが、世間にばれ、偏見と差別でみられマルコをまた施設に戻そうとする、裁判所や政府の役人。マルコの幸せを1番に考えている、ルディとポールの愛情あふれるセリフで何度となく涙させられ、帰りは運転できるか不安なほどでしたよ。最近、映画はhuluばかりで映画館ではほとんど見てませんでしたが、この感動は、やはり映画館かな?と・・・5/25には、マルコ役のアイザック君が監督とともに舞台挨拶するようなんで時間が合えば東京の3館ですけど、是非行ってみてください。-------ルディ役の、アラン・カミング、舞台俳優でもあるので歌も上手なんだけど、なんで、ドラッグクィーンならもう少し脱毛しないかな?って思う節も最初あるんだけど、映画に引き込まれるなか、そんなのどうでも良くなって、母にしか見えなくなってくるから不思議。