けろろのずぼらライフ

証言やアメリカでの取材を交え、実在の人物を忠実に描いたドラマ、

『シリーズ激動の昭和　3月10日東京大空襲 語られなかった33枚の真実』を観ました。

一晩で十万人もの死者を出した東京大空襲。しかしながら広島、長崎、沖縄などに比べて、報じられる機会は少ない。空襲の様子を地上から撮影した唯一の男、石川光陽を主人公としたドラマを軸に、アメリカ取材や東京大空襲の被害者の証言などのドキュメンタリー部分とあわせて、東京大空襲の知られざる真実に迫る。　(ホームページより)　　　　　　　内容ココ

たった、６２年前の日本。
女･子供はバケツリレーの練習をし、男はまといを持ってた。原子的すぎー!!   これじゃ勝てるわけないわ･･･

毎年、広島･長崎の原爆は注目されるけど、大空襲のドラマってあまりなかったかも。
だって、石川光陽さんの写真は、長年、公にされなかったということ。

しかも、10万人以上もの犠牲者の慰霊の場所はなく、東京大震災の慰霊の場所に間借りしている状態なんだそうです。　　　知らなかった･･･

ドラマ観てない人も、33枚の写真だけでも見て下さい。たった60年余り前の東京の姿。

 ココ(音楽が流れます)

アメリカ取材での、B29のパイロット達へのインタビューで、最初は｢任務だったから｣｢正義の為だった｣｢オレが一発目だ!!｣とか言ってたけど、この33枚の写真見せたら、｢こんなの初めて見た｣と言って絶句してたわ。

東京空襲前の日本の食糧事情は･･･虫も食べてがんばろう!がスローガン。  配給はにんじんほんの少々、ほうれん草少々、大根５センチでした。(一人分なのか家族分なのか不明?)
警官の石川の家の食事も、ほとんど米粒の入ってないおかゆ?のようなものだけだったし。

この現代日本の、バカみたいに食べ物を捨てる時代。とても考えさせられたワ～

それにしても、敗戦の焼け野原から今までを考えると･･･・日本ってすごいなぁ。たった60数年だもんねぇ。。。