漢方の名医より
新幹線に乗って隣町の漢方の名医のところへいく。鬱には孤独が大敵だと気がつきました、と話したら、「その通り!」とひざを打った先生、いわく、「そう孤独は鬱の大敵のひとつだよ、あとは、不安、過労、不眠だよ。」という。孤独は、できるだけ人との接点を努力して増やすことが対策になりそう。過労と不眠は、勉強のし過ぎを避けて充分な睡眠+あそびの時間を設けることが対策になりそうだ。では、「不安」はどうしたらいいんだ?将来への不安、病気を抱えた現在の自分の身への不安、いろいろある。それに対しては、「しょせん、この世は無常のもの」という諦観で対するのがひとつ。もうひとつは、楽天的になること。「Optimism belongs to will, while pessimism belongs to sentiment.」というのだそうだ。つまり、楽天主義というのは意志の力でなるもの。悲観的になるのは感情で勝手に陥るもの。いつも「待てば海路の日和あり」「明日は明日の風が吹く」で、楽天主義を意識して心がけるように。という話だった。いい話が聞けて、交通費も無駄じゃなかったな。先日書いたインターンの志望動機書、人事畑にいたクラスメイトにコメントを求めたら、すごくいいコメントをもらえて、ぐっとよくなった。持つべきものはよき仲間、感謝!!夜、友達とメッセしていて、こんなことを言われハッとした。「これは自分の考え、と思っていることでも、案外、周りが言ってるとか、そう教育されてきましたとか、そういう風潮ですとかが多いから。本当に自分でそう思ってる?と考え直すと、そうじゃないことが多いと思うの。」彼女は訪問看護師さんだが、彼女自身がガリガリ病棟で働いていたころの友達と会うと、「どうしてあんなに仕事中心の生活とか、仕事の充実無しには人生の幸せはない、みたいに思い込んでいたんだろうねー」とか「仕事より生活重視の生き方が間違ってるっていうのは無いよねー」とかそんなこと話すことが多いんだそうだ。ほんとうに人それぞれ、自分の考えが本当に自分の考えなのか、それとも環境によって洗脳され鵜呑みにしているだけなのか、それはよーく考えないとならないな。