ゴシャール+バートレット
やっとゴシャール+バートレットを読み終えた。エッセンスは、企業変革は従業員の意識と行動が伴わなければダメで、組織構造などのハードだけいじってもうまく行かないということかな。あと、意思決定は、市場の動向に一番詳しく、一番専門知識を持っている現場のマネジャーに権限委譲する。ミドルの役割は、現場への支援と、社内の横のつながりを作ること。トップの役割は、ポーターの言うような戦略で従業員の可能性を限定することではなく、もっと広範な組織の目的を示し、従業員のワクワク感を引き出すこと。平行してグロービスの堀さんの本を読んでいるのだけど、グロービスでは「仕事を楽しむこと」をトップ自ら経営理念のひとつに掲げている。「楽しいことにしか、人間は情熱を注げない」という考えが根底にある。これは、正しいと思う。さて、僕の「ワクワクできること」はどこにあるのかな?