フェルメール「牛乳を注ぐ女」展
ちょっと前のことになるんですが、国立新美術館に行ってきたんです☆ミフェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展ヨハネス・フェルメールの作品って、数少ないけど好きなんだなぁ(≧u≦)自分の部屋にもレプリカを一枚飾っていたくらいです(笑)この「牛乳を注ぐ女」は、実は比較的小さめな作品絵の前で人が混み合ってたけど、行ったり来たりして何度も見てきました(笑)まじまじとディテールを見たり、遠ざかって眺めたり…見る度に、何かしら発見があるんです。窓から入る光、細やかな質感の違い、考え抜かれた配置、そして、ありきたりな日常を普遍的なものにしてしまう…そういう静謐さ。こんなにも彼の作品に惹き付けられるのは、やはり、この静かな一瞬を表現しきっているからだと思い知らされる。そういう言葉のない世界が、キャンバスの中にあるわけです―――――風俗画というのは、日常を描いた絵画のこと。基本的に、使用人や家族がモチーフになっていることが多いのが特徴です。牛乳を注ぐ、鍋を磨く、鰊を買う、本を読むetc…といった、ごくありふれた瞬間を描いたものが大半さらに、賭博、飲酒、色事、愚行などを揶揄するものも多かったかな。ここまで醜悪に描かなくても…と、思わず笑ってしまいましたが(笑)17世紀という黄金時代から始まり、印象派の影響を受けた19世紀まで。変遷が分かり、なかなか面白かったです♪