母の日
今日はK先生のレッスンがあるので、朝からマンハッタンに出かけました。ちょっと早く着き過ぎたので、11歳くらいのお兄ちゃんのレッスンを聴きました。彼も、最近楽器のサイズアップもして、1年前に比べたら急に大人びた演奏をするようになっていて、素敵なヴィブラートとよく伸びるいい音で弾いていました。やっぱりあそこまでいくと先生のレッスンの内容もかなり濃い。音楽表現をメインにした細かい注意をされていました。あそこまで弾けるようになったらきっと本人も弾いていて楽しいだろうな、、、、。さて、ユカの番になり、レッスン開始。セブシックはかなりうまくなったと誉められ、テンポを92までアップしてくる宿題になりました。ダブルストップのエクセサイズもかなりよくなってきてるよと誉められ、本人も嬉しそう。でも、「まだ完璧とまでは言えないので、完璧にできるまで頑張ってね!」という付録つき。(笑)そして、あれほど、暗譜のポカミスの連続だった曲のほうも、今日は集中力でどれもよく弾いていました。9番はほとんどマルあげたいけど、コンサートに弾くんだったら保留ということで、保留です。ピツィカートもまだオンタイムで決まるときとしくじるときがあるので、もうちょっと100発100中になるようにしなくてはいけません。今日も一度目に弾いたときピツィカートが決まらなくて、「悔しいねぇ~」と先生に言われ、再度ピツィカート部分の前から挑戦。今度はピッタリすべての音がきれいに聞こえて決まりました。その瞬間先生も一緒になって「ヤッタァ~~~!!!」と万歳して下さいました。(笑)ユカはすごく嬉しそうな顔でした。10番はハナマルをいただきました。肘の使い方を少し直されていたものの、テンポもかなり上がったし、トリルも細かくきれいに入って、ハイ4とロー1の音程もクリアしていて上出来でした。(私はこっちのほうをコンサートで弾いてほしいけど、ユカはピツィカートがかっこいいからコンサートは9番がいいという、、、。)11番のベートーヴェンは前半はハナマル。後半のトリオ部分のグリップをロシアンスタイルじゃなくてウエスタンスタイルになおしてきれいに仕上げるのが課題です。弓の持ち方もいろいろあるんですね~!12番のボッケリーニはきのうの猛練習の成果があって、暗譜はナント完璧でした。(笑)でも、まだもうちょっとこなれていないかんじもあるので、もう少しキープすることになりました。レッスンが終わっても「まだ帰りたくな~い!」というユカ。「またしばらく会えなくなっちゃうのぉ~!?」と残念そうでした。6月末にちょっとだけドイツからNYに戻られるそうですが、またすぐに日本へいかれるそうで、その後NYに戻られるのは7月はじめごろだそう。我々と入れ違いです。もしかしたらコンサートまでにはもう聴いていただけないままかもしれません。そうなると、あとは8月に我々が日本から戻ってきてからになります。さて、レッスンのあと、レストランで昼食をとり、パパとユカとバイバイして私はニュージャージーまで出張レッスンに向かいました。そして、仕事を終えて家に帰ると、ユカが「Happy Mother’s Day !!」といって、パパと一緒に選んでくれたイアリングをくれました。子供からプレゼントをもらえるというのは本当に幸せですね。(って、出資者はパパですが。笑)パパ、ユカありがとう。嬉しかったよ。(^^)