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カテゴリ:読書
【楽天ブックスならいつでも送料無料】【村山由佳特集】天使の卵(エンジェルス・エッグ) [ 村山由佳 ] ≪内容紹介より≫ そのひとの横顔はあまりにも清冽で、凛としていた―。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の女医にひと目惚れ。日ごとに想いは募るばかり…。第6回小説すばる新人賞受賞作 第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。 みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人のデビュー作。 海外のロマンス小説面白い~、と思ったこと、 加えて、図書館で予約している他ジャンルの本が、なかなか順番が巡ってこないこともあり 日本の作家さんの恋愛小説でも読むかー、となりました。 20年前の作品ですね。 ソバージュなんて言葉は懐かしかった(私も学生時代そうでした)。 村山由佳さん、人気作家さんですが、私はこれまで1作しか読んだことがありません。 その1冊は『星々の舟』でした。 直木賞受賞作ということで読んだのですが、全くはまらず。 というよりも、寧ろ嫌悪感すら感じたこともあり、その後は敬遠してきました。 まあそれも10年も前のことですし、私の嗜好も多少は変わったでしょうし、 1冊だけでは解らないよね、と思ったのですが・・・ 残念ながら、やはりあまり好みではありませんでした。 村山作品ファンの方、ごめんなさい 春妃の夫が自殺したショックで流産した、とかなんか展開が安易な感じがする。 夫の自殺だけで十分。なんだか取ってつけたみたいに感じました。 後半、とっても急ぎ足で話が進んでしまって、更にまた春妃が妊娠していたって・・・ 妹の夏姫のことや歩太がまだ大学生になったばかりということを考えたら、 その辺はもっと春妃は気をつけていると思うんですけど。 恋は、特に秘密の恋は?盲目ってやつ? みたいに思えて、何にも琴線に触れることなく終わってしまいました。 あー、こういう話が心に響くには歳をとりすぎたのか(歳をとると感動が薄くなるかなねー)、 本当にこの作家さんの作風が合わないのか。 続編が2冊ありますが、今のところは読まない方向です。 それにしても、やっぱり私は天邪鬼? この作家さん以外にも、ノーベル文学賞候補のかの方も苦手なのですから 歳はとっても、お子ちゃま嗜好なんでしょうかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.06.21 20:39:46
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