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カテゴリ:読書
【楽天ブックスならいつでも送料無料】晴れた日は図書館へいこう [ 緑川聖司 ] ≪内容情報より≫ 茅野しおりの日課は、憧れのいとこ、美弥子さんが司書をしている雲峰市立図書館へ通うこと。そこでは、日々、本にまつわるちょっと変わった事件が起きている。六十年前に貸し出された本を返しにきた少年、次々と行方不明になる本に隠された秘密…本と図書館を愛するすべての人に贈る、とっておきの“日常の謎”。知る人ぞ知るミステリーの名作が、書き下ろし短編を加えて待望の文庫化。 主人公は小学5年生で本好き、図書館ヘビーユーザーの女の子。 一般書ではありますが、日本児童文学者協会長編児童文学新人賞佳作を受賞ということもあり、 児童書寄りで、小中学生でも楽しく読める一冊だと思います。 我が家のあまり本好きではない長女も、試験休みの一日で読み終わり、 結構面白かったよ~と言っています。 ミステリーとなっていますが、ミステリー度は低く、 「ママなら直ぐにわかっちゃうと思うよ」と長女が言ったとおりでした。 ミステリーとして読むより、図書館を利用する人々にまつわるエピソードとして読んだ方が良いと思います。 第三話『ぬれた本の謎』では、図書館ポスト(夜間・休日用返却口)の残念な使い方(と言っていいのか…)は、 そこまでひどくはなくても、似たようないたずらをする人がいるかもしれないと 常々思っていた内容だったので、数は多くなくても、 似たような事を経験している図書館がたくさんあるのかもしれません。 図書館にお勤めの方も大変だ。 この本の中の図書館職員と利用者との付き合い方が、現実的ではないような気もします。 というか、小さい図書館ではこのような付き合い方もあるのかもしれませんが 私が利用している図書館では、司書さんはあまり笑顔も見せないし、 お仕事として一線引いた接し方をしていると思います。 まあ、そこはお話だからね、というところなのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.07.17 09:29:26
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