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2005年07月23日
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前々回に引き続き、「ゲルマン民族の大移動」でおなじみゲルマンの人々についてのメモ書きです。おもなネタ本は、古代ローマの歴史家タキトゥス(紀元後55年~120年ごろ)の書いた『ゲルマニア』になります★
ところでこの『ゲルマニア』、記述は正確なの?と聞かれたら……頭をかいてごまかすしかありません。おとなりの民族、ケルト人とゴッチャになっていたりと、けっこーいい加減な箇所もあるらしいのです^ ^;
しかしここはタキトゥスさんに敬意を表して(?)あえてそこらへんは目をつぶりたいと思います!(って、オマエが一番いい加減だーー!!)


前々回は外見などをご紹介したので、今回は地理や経済についてまとめてみますね。
もしよろしかったら、ゲルマン★レポート(第1回目)を参照して下さい。
戦時に裸になるという話についてコメントをいただいたので、そちらも追記しました。


★地理……見渡す限りの森林、あとは沼地がつらなって荒涼な地となっています。ちなみに気候は大陸性気候(雨多く雪深く、冬寒く夏暑く……と、典型的な内陸の気候ですね。今のゲルマニア=ドイツもそうなのかな?)。

農業は可能ですが、果樹を作るのは難しかったようです。ゲルマン人にとって果物は縁遠かったのかも?

家畜のからだはおおむね小さく、牛たちが最も貴重な財産だったとか。そうですよね~、ミルクもお肉も取れますものね。一粒で二度オトク。

ちなみに結婚するとき、夫から妻へ持参品が送られるのですが(むかしの日本では逆でしたっけ?)、持参品のひとつとして牛があったそうです。そして妻から夫へのお返しは、武器のうちの何かひとつでした。これは「平時も戦時もつねにあなたと一緒です…」という、妻のひたむきな愛がこめられているんですね♪
ゲルマン人は婚姻をタイヘン強い結びつきと考えていたそうで、ほとんどの夫婦が一夫一妻制(もっとも、たま~に一夫多妻のケースもあったそうですが)を守り、さらには亡き夫に殉死する妻さえいたそうです。いや~、殉死はカンベンって感じですわ……。

またまた結婚関係の話で恐縮ですが、ここまでくればゲルマン人たちの結婚適齢期が気になるトコロ(そうかなあ?)。
貴重な情報源であるタキトゥスさんも、ローマの政治家&軍人のカエサルさんも、そこらへんは明らかにしていませんが、ヒントらしきものなら見つけることができます。
カエサルの『ガリア戦記』によれば、男性の場合、
「いちばん遅くまで童貞を守った者がほめそやされる。少なくとも20歳まではガマンしないと、恥のひとつになってしまう」
とあります。あまたある我慢大会もこれには真っ青だ^ ^;
昨今の日本では逆転現象が起きてますけどねえ……まあ時代も場所も変われば、ジョーシキもまた異なるという良い証拠になりますな。
でも気になるのは、いちばん遅くまで童貞を守るのはいいんですけど、女性にモテるモテないというのは別問題だったら、どうすればいいんでしょうか……いいトシしたおっちゃんが、「だれか責任取ってくれ~~!!」って泣いていたら悲しいなあ^ ^;


★経済…文明化されているローマの近くに住むゲルマン部族は、ローマの影響を受けて金銀好きですが、内奥では物々交換が行われていたそうです。やっぱり経済の基本は物々交換ね♪


地理や経済を…なんていいながら、結局結婚話がいちばん多くなってしまいました。あいかわらずの計画性の無さでございます。
またまた夜も更けてまいりました。今宵はここまでにいたしとうございまする。ゲルマン★レポート、では次回にて。





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最終更新日  2005年07月23日 23時26分29秒
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