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2005年09月26日
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すっかりご無沙汰していました。お久しぶりです。

パソコン自体から離れていたというのに、アクセスは一日約50前後あって、ちょっぴり申し訳ない気持ちになりました。今度からお休みするときは一言お断りした方がいいかなあ。無駄足ふませてしまいますものね。

前回は「大航海時代」のコトバそのものにこだわりましたが、今日は「大航海時代」という荒ぶる熱狂がなぜ生まれたのか、その要因や背景をざっと見てみたいと思います。


(ちょっと復習♪)大航海時代とは→「ヨーロッパ人の海外探検=遠洋航海」のことで、時期は15世紀末から16世紀はじめの頃に当たります。


最初に、TOMTOM8008さんからいただいたコメントを引用させていただきます。世界史のノートをもとに書いてくださったものです。
(TOMTOM8008さん、どうもありがとうございました)

大航海時代到来の背景(新航路発見前)
(1)経済:香辛料の需要増大、東方貿易の不安定によって、オスマン帝国が東地中海進出を企てる。

(2)文学:東方への関心 

(3)宗教:カトリックの拡大への情熱
(聖ヨハネ伝説→彼が統治するキリスト教国がアジアにあるという伝説)


…以上の3点を柱として、順番に説明や感想を加えていきます。


(1)香辛料で一攫千金!
香辛料とはおもにコショウやナツメグ、シナモンなどを指し、原産地はインドや東南アジアなど狭い地域に限られていました。香辛料は肉の保存・味付けに最適だったため、肉食の多かったヨーロッパではたいへんありがたいシロモノだったのですが、いかんせん原産地が遠いという事で直接の買い付けができず、多くの仲買人を通してやっと入手した頃には、香辛料はとんでもない高値になってしまっていました。
(ちなみに香辛料をあつかう商人は、貴重な香辛料をできる限り吹き飛ばさないよう、マスクみたいな覆いをして量っていたそうです。今は無造作にコショウを振りかけては、「あ~、かけすぎた~!」なんてあわててますけど…当時のヨーロッパ人が見たら卒倒まちがいなし^ ^;)

なので、原産地であるインド(といっても、正確には今のインドではありません。当時のヨーロッパの地理感覚では、インド=アジアの広い地域を意味していたそうで、かなり大ざっぱなものだったようです)へ直接の買い付けルートを設ければ、莫大な利益が転がり込んでくるワケで、死と隣り合わせの大航海にいどむ冒険野郎どもの、おおきな原動力になったと言われています。
私なら絶対ゴメンだけどねえ…。お金も大事だけど命はもっと大事だわ。


ちなみに香辛料を知らなかった頃のヨーロッパ人は、どうやってお肉を食べていたのでしょうか?
お肉はもちろんナマモノですので、長い保存がききません。従って塩づけや干し肉に加工して、だましだまし(?)食べていたようです。塩づけというのは具体的にどんなものか分からなかったのですが、食欲のわく食べ物ではなさそうですね…。しかもやはりどうしても腐ってしまうらしく、それでも人々は食べるしかなかったそうです。お腹じょうぶなんですね~~って違いますな^ ^;
香辛料のありがたい点は、こういうところにもあります。つまり、腐った肉でもコショウをかければあ~ら不思議、臭みも嫌な味も消えてしまうんだそうです。だからといって試してはダメですよ、世の奥様方。一発でお腹をくだします。コレ常識。


就寝時間をかなり過ぎてしまいました。うちは10時半なのですよ~。相当早いですね。
この続きは次回にて★





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最終更新日  2005年09月26日 23時19分30秒
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